RubyのNKFモジュールの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのNKFモジュールの使い方について解説しています。これはひらがなからカタカナ、全角から半角といった文字列の変換に使われるものです。各種変換の方法と実例を見ていきましょう。
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RubyのNKFモジュールの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
NKFモジュールの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
NKFモジュールとは
NKFモジュールとはひらがなをカタカナに変換したり、全角を半角へ変換するのを簡単に行えるようにするために、文字列を操作するためのRubyの標準ライブラリです。
NKFモジュールの使い方
まず、require ‘nkf’ でNKFモジュールを読み込みます。
次に、NKF.nkf(オプション、文字列)と書きます。
オプションはカタカナにする場合は “-h1″、ひらがなにする場合は “-h2” を書きます。出力するエンコーディングを指定することもできます。
“-s” はShift_JIS での出力を指定しますし、”-w” は UTF-8 での出力を指定します。
また、全角スペースを半角スペースに変換することもできます。
“-Z1″ は全角空白を半角空白へ変換します。”-Z2″ は全角空白を半角空白へ変換します。
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう。
require "nkf" s1 = "アマテラスオオミカミ" puts NKF.nkf("-h1 -w", s1) s2 = "さがみおおやま" puts NKF.nkf("-h2 -w", s2)
#=> あまてらすおおみかみ サガミオオヤマ
カタカナはひらがなへ、ひらがなはカタカナへ変換されています。
require "nkf" s1 = "アマテラス オオミカミ" puts NKF.nkf("-Z1 -w", s1) s2 = "アマテラス オオミカミ" puts NKF.nkf("-Z2 -w", s2)
#=> アマテラス オオミカミ アマテラス オオミカミ
と全角スペースが半角スペース1つと2つへと変換されていますね。NKFモジュールはオプションを使うとまだまだいろいろとできますのいろいろとチャレンジしてみてください。
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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