RubyでSQLiteを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでSQLiteを使う方法について現役エンジニアが解説しています。SQLiteとは軽量でコンパクトなRDBS(リレーショナルデータベースシステム)です。RubyでSqLiteを使うにはgemでインストールし、データベースファイルを作成します。
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RubyでSQLiteを使う方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

RubyでSQLiteを使う方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
SQLiteとは
SQLiteとは軽量でコンパクトなRDBS(リレーショナルデータベースシステム)です。mysqlやpostgresと違い、サーバーなしでファイルベースで動作するという特徴を持っています。
アプリの開発環境のデータベースとして、また小規模なアプリのデータベースとしてよく使用されます。多くのスマートフォンやコンピュータに組み込まれており、幅広く利用されているデータベースでもあります。
SQLiteのインストール方法
RubyでSQLiteを使用する場合、gemでインストールします。以下のコマンドをターミナルで実行してみてください。
gem install sqlite3
これでRubyでSQLiteを使用できるようになります。
SQLiteを実際に使ってみよう
それでは、実際にrubyでSQLiteを使用してみましょう。基本的な使い方として、
SQLite3::Database.new 'データベース名.db'
データベースを作成します。また、以下のコードでSQL文を実行できます。
変数名.excute(sql文)
それでは実際にusersテーブルを作成して、select文でデータを引っ張ってみましょう。
require 'sqlite3'
# testというデータベースを作成
db = SQLite3::Database.new 'test.db'
# idとnameを持つusersテーブルを作成するSQL
sql = <<-SQL
create table users (
id integer primary key,
name text
);
SQL
# usersテーブルを作成する
db.execute(sql)
# テーブルにレコードを書き込む
db.execute('insert into users (name) values (?)', 'sample1')
db.execute('insert into users (name) values (?)', 'sample2')
# selectでデータを出力する
db.execute('select * from users') do |row|
p row
end
実行結果は以下の通りです。
[1, “sample1”]
[2, “sample2”]
sample1とsample2が出力されていれば、成功です。
以上で解説を終わります。
筆者プロフィール
| メンター金成さん
フリーランスエンジニア。 使える言語は、ruby python go 。最近はgoにハマってます。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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