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Pythonのwinsoundで音楽再生する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonのwinsoundで音楽再生する方法について解説しています。winsoundモジュールを使うとwindowsで利用されている音楽再生方法を利用することが出来ます。オプション指定で繰り返し再生なども可能です。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

Pythonのwinsoundで音楽再生する方法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

winsoundで音楽再生する方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

winsound(Windows 用音声再生インタフェース)とは

winsoundは、Windows上で提供されている基本的な音声再生機構へのアクセス手段となるモジュールです。

詳細は公式のリファレンスを参照してください。

 

winsoundで音声再生する方法

winsoundで音声再生するには、winsound.PlaySound関数を用います。1番目の引数は音声を指し、ファイル名や音声データそのものです。2番目の引数はフラグです。例えば以下のようなフラグがあります。

  • SND_FILENAME: 第一引数がwavファイル名であることを示します
  • SND_ALIAS: 第一引数がシステムに登録された音声名であることを示します
  • SND_MEMORY: 第一引数がメモリ上の音声データであることを示します
  • SND_LOOP: ループ再生します

 

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実際に書いてみよう

カレントディレクトリに音声ファイルsample.wavがあるものとします。

 

サンプルコード

import winsound

with open('sample.wav', 'rb') as f:
    data = f.read()

winsound.PlaySound(data, winsound.SND_MEMORY)

 

実行結果

sample.wavが再生されました。

 

解説

  1. 1行目でwinsoundモジュールをインポートしました
  2. 3,4行目でsample.wavファイルのデータを読み込みました
  3. バイトデータとして扱うため、open関数の引数でb(バイナリ)を指定しました
  4. 6行目で音声を再生しました
  5. メモリ上に読み込んだ音声データを再生するため、SND_MEMORYフラグを指定しました。

監修してくれたメンター

橋本紘希

システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。

開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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