Pythonの「from import *」の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonの「from import *」の使い方について現役エンジニアが解説しています。importとは、別のファイルに記述されたPythonコードを取り込む機能のことで、from import記法は、モジュール名を省略してメソッドを使うことが出来るようになります。
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Pythonの「from import *」の使い方について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Pythonの「from import *」の使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
importとは
import(インポート)とは、別のファイル(モジュール)に記述されたPythonコードを取り込む機能のことです。
以下のようなファイルamod.pyがあるとします。
def a_method(): pass a_var = None
別のファイルbprog.pyでは、以下のようにamod.pyのメソッドや変数を参照できます。
import amod amod.a_method() amod.a_var
Pythonには公式、サードパーティ製のモジュールが多数存在し、多様な機能を提供しています。
プログラムの冒頭でモジュールをインポートすることで、それらモジュールを活用できます。
「from import *」の意味は?
上述のように、 <module>.<method>, <module>.<variable> のような記法で、モジュールのメソッドや変数を参照できます。
さらに、 from <module> import <method>, from <module> import <variable> という記法を用いると、モジュール名を省略できるようになります。
from amod import a_method from amod import a_var a_method() a_var
加えて 「*」(ワイルドカード)を用いると、モジュール内で定義されているメソッドや変数をまとめてインポートできます。
from amod import * a_method() a_var
実際に書いてみよう
ソースコード
モジュールamod.pyは以下の内容です。
def add(x, y): return x + y ZERO = 0
実行するプログラムbprog.pyは以下の内容です。
from amod import * print(add(1, 2)) print(ZERO)
実行結果
3
0
解説
amod.pyでは加算するメソッドaddと、変数ZEROを定義しました。
bprog.pyでamodをインポートしました。
メソッドaddで、1と2の加算をし、結果は3になりました。
変数ZEROを参照できることを確認しました。
注意事項
PEP8によれば、「from import *」は非推奨の手法です。
ワイルドカードを使った import (from import *) は避けるべきです。
なぜなら、どの名前が名前空間に存在しているかをわかりにくくし、コードの読み手や多くのツールを混乱させるからです。
モジュール名称が長くタイピングが面倒な場合には、以下のように別名(エイリアス)を使います。
これにより
import <module> as <md>
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内容分かりやすくて良かったです!

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