Pythonで2次元配列を扱う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonで2次元配列を扱う方法について現役エンジニアが解説しています。2次元配列とは次元数が2の配列のことで、行列とも呼びます。2次元配列の作成方法や要素の取得方法、要素をソートする方法など解説します。
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Pythonで2次元配列を扱う方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonで2次元配列を扱う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
2次元配列とは
1次元配列とは、次元数が1の配列のことで、複数の要素が直線上に並びます。
(例) [1,2,3,4,5,6]
2次元配列とは次元数が2の配列のことで、行列とも呼びます。
(例) [[1,2,3],[4,5,6]]
視覚的にわかりやすく書くと以下の通りです。
[[1,2,3], [4,5,6]]
同様に次元数が3や4の配列も定義できます。
2次元配列の作り方
Pythonで2次元配列を作成するには、以下のように記述します。
xs = [[1,2,3],[4,5,6]] print(xs)
1次元配列を組み合せて2次元配列を作成することもできます。
a = [1,2,3] b = [4,5,6] xs = [a, b] print(xs)
実行結果は以下の通りです。
[[1, 2, 3], [4, 5, 6]]
特定の要素を取得する方法
2次元配列の特定要素を取得するには、添字を2つ指定します。
これは2次元配列xsの1行目、2列目を取得する例です。(添字の始点は0です。)
xs = [[1,2,3],[4,5,6]] print(xs[1][2])
以下のように記述しても同様の結果を得られます。
xs = [[1,2,3],[4,5,6]] ys = xs[1] print(ys[2])
実行結果は以下の通りです。
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2次元配列でソートする
例として以下の2次元配列xsを用意しました。
xs = [[2,0,1],[9,5,8]]
1次元配列はsortedでソートできますが、2次元配列には適用できません。
sorted(xs) #[[2, 0, 1], [9, 5, 8]] # ソートされず
numpy.sortメソッドを用いると、2次元配列もソートできます。
numpy.sort(numpy.array(xs)) → array([[0, 1, 2], [5, 8, 9]])
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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