Javaで入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaで入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法について解説しています。基本のステップとしてはコマンドラインで入力された値を取得し、計算を行い、その結果を表示します。それぞれの手順についての書き方と、実行したときの処理の流れをサンプルコードで確認しましょう。
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監修してくれたメンター
nakamoto
Javaで入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaで入力された数値を足し算することで、Javaで計算処理が可能になります。
実務でも、Javaで入力された数値を足し算することで、業務システムの計算処理などを行うので、ぜひ学習してみてください。
目次
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法
入力された数値を足し算するプログラムは、次の3工程を通じて作成します。
- 入力された数値を取得するプログラム
- 数値を足し算するプログラム
- 計算結果を表示するプログラム
入力された数値を取得する方法
Javaを使って入力された数値を取得するためには、標準で実装されているScannerクラスを利用します。
Scannerクラスは構文解析できます。
Scannerクラスを利用する
Scannerクラスを使用する場合、プログラムコードの先頭ではScannerクラスをインポートします。
そして、 Scannerクラスを初期化しておきます。
import java.util.Scanner; //Scannerクラスをインポート Scanner scanner = new Scanner(System.in);//Scannerクラスを初期化
入力を受け取る処理
Scannerクラスをインポート後、入力された値を取得します。
scanner.nextInt(); で、コマンドラインから入力した内容を受け取ることが可能です。
int num = scanner.nextInt(); //入力を受け取る部分
小数点を受け取る処理
小数を扱うために浮動小数点数を受け取りたい場合には、nextInt()の代わりに、nextDouble()を使うことで受け取ることが可能です。
int num = scanner.nextDouble();
Scannerクラスの利用を終了
Scannerクラスを利用したあとは、必ず次の終了するコードを用意する文法上の決まりがあります。
scanner.close();
数値を足し算する方法
数値の足し算のためには、複数の数値を入力から受け取る必要があります。
今回は、scanner.nextInt()を2回使って受け取りましょう。
int num1 = scanner.nextInt(); int num2 = scanner.nextInt();
次のコードで、受け取った数字を足し算できます。
sum = num1 + num2;
計算結果を表示する
sum = num1 + num2;という足し算の結果がsum変数に代入しているので、sumを表示してみます。
次のようにSystem.out.printlnを利用すると、変数や文字列を表示可能です。
System.out.println(num1 + "+" + num2 + "=" + sum)
実際に書いてみよう
実際に、Javaで入力された数値を足し算するプログラムを書いてみましょう。
サンプルコード
import java.util.Scanner; import java.util.*; import java.lang.*; import java.io.*; class Main { public static void main (String[] args) throws java.lang.Exception { Scanner scanner = new Scanner(System.in); System.out.println("数字を入力してください"); int first = scanner.nextInt(); System.out.println("数字を入力してください"); int second = scanner.nextInt(); int sum = first + second; System.out.println("合計は" + sum + "です"); } }
実行結果
解説
import java.util.Scanner;では、Scannerを利用できるようにインポートしています。
import java.util.*;では、utilを利用できるようにインポートしています。
import java.lang.*;では、langを利用できるようにインポートしています。
import java.io.*;では、ioを利用できるようにインポートしています。
class Mainでは、Mainクラスを宣言しています。
{では、Mainクラスの処理を開始しています。
public static void main (String[] args) throws java.lang.Exceptionでは、main メソッドは、public で、static で、返却値型は void で、String型配列を引数に持つJava言語の仕様に沿った処理を開始しています。
{では、public static void main (String[] args) throws java.lang.Exceptionの処理を開始しています。
Scanner scanner = new Scanner(System.in);では、Scannerクラスを初期化しています。
System.out.println(“数字を入力してください”);では、「数字を入力してください」と表示しています。
int first = scanner.nextInt();では、入力された数値を変数firstに代入しています。
System.out.println(“数字を入力してください”);では、「数字を入力してください」と表示しています。
int second = scanner.nextInt();では、入力された数値を変数secondに代入しています。
int sum = first + second;では、変数firstと変数secondを足し算して変数sumに代入しています。
System.out.println(“合計は” + sum + “です”);では、合計の表示をしています。
今回、firstに10、secondに20を代入して足し算したので、30が表示されます。
}では、public static void main (String[] args) throws java.lang.Exceptionを終了しています。
}では、class Mainを終了しています。
まとめ
Javaを使って入力された数値を取得するためにはScannerクラスを使いました。
Scannerクラスを使うには、次のようにimport文を利用しました。
Scannerクラスをインポートしたら、初期化が必要でした。
Scannerクラスを利用したら、終了する必要がありました。
コマンドラインから入力した値を受け取る方法は、覚えておくことでJavaで作成するプログラムの幅が広がります。
Javaで書くクラスの継承も参考にしてみてください。
Javaで入力された数値を足し算するプログラムを作成する方法がよくわかったので良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Javaを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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