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分かりやすく解説!Javaでwhile文を使う方法【初心者向け】

初心者向けにJavaでwhile文を書く方法について解説しています。繰り返し処理を行う文法でJavaに限らず開発する上で必須の知識です。いくつかサンプルプログラムを載せているので、参考にしながら理解しましょう。

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Javaで書くwhile文の使い方について解説しています。

初心者向けに解説しているので、書き方を参考にしてみてください。

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説している記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回はwhile文の書き方を練習してみよう。

大石ゆかり

田島メンター!while文はどういうときに使うんですか〜?

田島悠介

while文は繰り返し処理を行うときに利用するんだ。基本の形を見てみようか。

大石ゆかり

はい!

while文について

while文は繰り返し処理を行うときに使用する命令文です。

while文という名称自体はJava言語の予約語として用意されている為、変数名やメソッド名・クラス名に使用することができません。

繰り返し(ループ)処理というのは、例えば数字の1から1000までの足し算をする場合、変数に足し算の合計値を加算していきます。1000まで加算する必要がありますが、whileを使用せずに記載すると、1000行近いプログラムを書く必要があります。

ここで、while文を使用することで、1000回繰り返すというような制御を使用して、数行のプログラムで数字の1から1000までの足し算を行うことができます。

 

while文の書き方

while(条件式) {
  処理内容
}

のように記述します。
例えば、数字の1から1000までの足し算を行う場合、変数numが1000より小さければという条件式を入れます。

{ } 内の処理に入る前に毎回、繰り返す度に、条件式を満たしているか、満たしていないかをJavaが確認します。このことを、「条件式を評価する」といいます。

条件を満たした場合Java内ではtrueという値が返され { } で囲まれた処理を繰り返します。

逆に、条件を満たしていない場合には、{ }で囲まれた処理は実行されず while文は終了します。

 

田島悠介

while文の基本形になるよ。

大石ゆかり

()内の条件を満たしている間は、処理内容の部分が実行されるというわけですね。

田島悠介

次は実際の例で確かめてみよう。今回は1から1000までの足し算を連続で行うプログラムを書いてみるよ。

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while文を実際に書いてみます。

whileを使用せずに数字の1から1000までの足し算をするプログラム例

実行結果:1から1000までの合計値は500500

public class Loop1 {
  public static void main (String args[]) {
    int num = 0;
    int sum = 0;
    /* 0+1の足し算 */
    num = num + 1;
    sum = sum + num;
    /* 1+2の足し算 */
    num = num + 1;
    sum = sum + num;
    /* 3(1から2までのの合計)+3の足し算 */
    num = num + 1;
    sum = sum + num;
    /*(同様の処理が996回あるため省略)*/
    /* 499500(1から999までの合計)+1000の足し算 */
    num = num + 1;
    sum = sum + num;
    /* 実行結果:1から1000までの合計値は500500*/
    System.out.println("1から1000までの合計値は" + sum);
  }
}

 

whileを使用して数字の1から1000までの足し算をするプログラム例

実行結果:1から1000までの合計値は500500

public class Loop2 {
  public static void main (String[] args) {
    int num = 0;
    int sum = 0;
    while (num < 1000) {
      num = num + 1;
      sum = sum + num;
    }
    /* 実行結果:1から1000までの合計値は500500 */
    System.out.println("1から1000までの合計値は" + sum);
  }
}

結果として、どちらのプログラムでも「1から1000までの合計値は500500」と表示されます。

しかし、whileを使用しないプログラムでは、間の計算を省略して表記しなければならないほど、膨大なプログラムを書く必要がでてきます。

これに対して、whileを使用すればプログラムの量を減らすことができるだけでなく、バグも防ぐことができます。

 

今回は、Javaでwhile文を使用する説明をしました。

入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。

 

田島悠介

whileを使い、連続して計算を行った例だね。

大石ゆかり

ひとつひとつ実行したら大変な量になるような計算でも、シンプルに記述できるんですね。

田島悠介

そうだね。whileなどの繰り返し処理は色々な場面で使うことになるので、しっかり頭に入れておこう。

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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