HTMLでbrタグの使い方と正しい改行方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

HTMLでbrタグの使い方と正しい改行方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

 

 

brタグとは

brタグとは、HTMLで文章の途中で改行を行う際に使用するタグです。

HTMLでは、改行を行ってもスルーされるかスペースとして扱われます。

そのため、brタグを用いて改行します。

brタグの「br」英単語として行末や改行を意味する「line break」の「break」の略語です。

 

 

brタグの注意点

注意点としてHTML文書の冒頭の宣告文によって、文法の規則に微差が生じます。

HTML4.01, HTML5など

<br>

XHTML1.0など

<br />

 

上記の２通りの文法があるものの、文法の違反が無くてもbrタグの多用は避けましょう。

例えば、画面のレイアウトの調整のための余白として用いることや装飾を目的に使用することは、非推奨です。

HTMLの文法や使用方法を覚えたばかりの頃は、抑止がかからずに当てずっぽうに多用してしまう傾向があります。

 

しかし、本来の目的として、「文章の途中に改行を用いて文章の折り返しを表現する場合」であることに留意してください。

以下、使用方法を間違えている典型的なコードとなります。

<p>例の文章です。例の文章です。例の文章です。例の文章です。例の文章です。例の文章です。</p>

<br><br>

<p>例の文章です。例の文章です。</p>
<div><br>

  <ul>
  <li>メニュー</li>

    <li>メニュー</li>

    <li>メニュー</li>

  </ul>
</div>

上記のコードで使用されているbrタグは、すべて不適切な使用方法です。

brタグが二回以上の連続として記述されている場合は、画面のレイアウトの調整が目的になっていることが考えられます。

また、突然pタグ以外のタグの内部で、brタグが使用されている場合も画面のレイアウトを調整するためです。

誤った使用方法に気を付けましょう。

 

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正しく改行してコーディングするクセをつけよう

下記が正しいbrタグの使い方をしているコード例です。

<p>
  長文の文章を記述する場合には、brタグが必要になります。<br>
  まず、例の文章を記述します。この例文を題材に使用方法について、学びます。また、文章以外の箇所にて、闇雲にbrタグを多用すべきでない理由を考えます。そして、brタグを適切に使用するための実践を重ねます。
</p>

文章を記述する際に、

• 画面のレイアウトを整えるためなのか
• 文章を整えるためなのか

を明確にしてから、brタグの使用を試みてみましょう。

 

執筆してくれたメンター

井内洋平 TechAcademyの現役メンター。 元Web Developerで、趣味は貯金、節税対策、投資信託、株式投資、FXなど多岐にわたる。

 

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