PHPのcopy関数でファイルをコピーする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPのcopy関数でファイルをコピーする方法について現役エンジニアが解説しています。copy関数とはファイルをコピーする関数で、コピー元ファイルと違う名前で作成できたり、別の場所で作成することも可能です。同じ名前だと上書きされるので注意しましょう。
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PHPのcopy関数でファイルをコピーする方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPのcopy関数でファイルをコピーする方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
copy関数とは
copy関数とは、ファイルをコピーする関数です。
引数として指定することで、コピー元ファイルと違う名前で作成できたり、別の場所で作成することも可能です。
copy関数の使い方
copy関数は以下の形式で使用しましょう。
copy(コピー元ファイル名, コピー後ファイル名);
戻り値としてコピーが成功したときはtrue、失敗したときはfalseが返ってきます。
コピー元ファイル名およびコピー後ファイル名のところには、ファイル名を含むパスを指定することも可能です。
それによってファイルを別の場所で複製することも不可能ではありません。
注意点として、コピー先に同じ名前のファイルが存在しているときは上書きされるため、上書きされてはダメな場合は別のファイル名に変更するようにしましょう。
また、コピー元ファイルをファイル名のみ記載するときは、作成したPHPファイルと同じフォルダにコピー元ファイルを格納させておきましょう。
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実際に書いてみよう
実際にcopy関数を使用するコードをみて行きます。
プログラムソースコード
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>PHPサンプル</title> </head> <body> <?php $flg = copy('test.txt', 'test2.txt'); if ($flg) { echo "コピー成功です"; } else { echo "コピー失敗です"; } ?> </body> </html>
コピー前のフォルダの状態は以下のようになっています。
実行結果
実施後のファルダの状態は以下のようになっています。
コピーされたため、新しくtest2.txtが作成されていることが確認できるでしょう。
copy関数を使うことでtest.txtをtest2.txtにコピーして複製しました。
また、戻り値として成功したため、trueが返ってきて変数flgに代入されて「コピー成功です」と表示されます。
今回はファイル名のみの指定で実施したもののコピー元ファイル、コピー後ファイルともにパスで指定することもできるので実行するPHPファイルと同じフォルダになくてもコピーが可能です。
以上でPHPのcopy関数を使ってファイルをコピーする方法について解説しました。
筆者プロフィール
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。 |
PHPのcopy関数でファイルをコピーする方法が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃん、今後も分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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