JavaScriptでonkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでonkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法について解説しています。onkeydownはキーボードの入力を受け取り処理を行う際に使用されます。基本の書き方とonkeypress、onkeyupとの違いについて学びましょう。
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JavaScriptでonkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
JavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
onkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
onkeydownとは
onkeydownとは、キーが押されるなどのイベントを検知して、処理を指定する属性です。
キーが押された際に処理が行われる例として、コントロールキーとCを押すことで選択した文字がコピーできます。
onkeydownは押されたキーを検知し、イベントを実行・処理を指定する際に割り込みで実行します。
また、どのキーが押されても処理方法は変わりません。
onkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法
JavaScriptではキーが押された際に毎回「keydown」イベントが発生している状態です。
onkeydownに、keydownイベントが発生した際の処理をする関数を指定した場合、キーが押され処理が実行される動きにつながります。
実際に書いてみよう
document.onkeydown = event => console.log(event.key);
解説
「document」は画面全体を指します。
「.onkeydown」にアロー演算子でeventという引数を持つ関数を指定しました。
そして、evnetという引数に押されたキーの情報が入っているため、「.key」と定義することで押されたキーの名前を取得できます。
onkeypress、onkeyupについて
onkeypressはonkeydownとほぼ同じものです。
onkeypressは矢印キーなどの特殊なキーが含まれず、すでに非推奨になっていてブラウザも対応しなくなっている状態です。
そのため、なるべく使用しないようにしましょう。
onkeyupはキーが上がったときのイベントを処理する属性です。
キーが押された時点ではonkeydownの処理が実行され、手を離してキーが上がるとonkeyupの処理が実行されます。
onkeyupを使用する場合、処理の順番はonkeydownが先です。
また、キーを押しっぱなしにしていると文字が何個も入力され、keydownイベントが何度も発生していることになります。
しかし、この場合onkeyupはキーを離した際だけ発生しているため、使い分けを意識してみましょう。
執筆してくれたメンター
横山茂雄(よこやましげお)
フリーエンジニアとして活動中。 サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。 TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。 |
JavaScriptでonkeydownを使ってキーを押したときのイベントを処理する方法がよくわかったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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