Pythonにおけるnetaddrモジュールの利用方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonにおけるnetaddrモジュールの利用方法について現役エンジニアが解説しています。netaddrモジュールは、PythonでIPアドレスを操作するためのモジュールです。標準モジュールではないので。pipでインストールします。netaddrモジュールを利用しIPv4をIPv6に変換してみます。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
Pythonにおけるnetaddrモジュールの利用方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonにおけるnetaddrモジュールの利用方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
netaddrモジュールとは?
netaddrモジュールは、PythonでIPアドレスを操作するためのモジュールです。
Pythonにはipaddressという標準モジュールがありますが、netaddrモジュールはさらに豊富な機能を持ち、L2(Ethernet等)アドレスも扱えます。
netaddrモジュールの使い方
netaddrモジュールは標準モジュールではないので、追加インストールが必要です。
pip install netaddr
Pythonインタプリタで以下のコードを入力します。
特にエラーが発生しなければ、インストールは成功しています。
import netaddr
netaddrモジュールを用いたソースコードの例です。
192.0.2.0/29サブネットのIPアドレスを羅列します。
import netaddr ipset = netaddr.IPSet(['192.0.2.0/29']) for ip in ipset: print(ip)
実行結果は以下の通りです。
192.0.2.0 192.0.2.1 192.0.2.2 192.0.2.3 192.0.2.4 192.0.2.5 192.0.2.6 192.0.2.7
netaddrモジュールを利用してIPv4をIPv6に変換してみよう
ソースコード
import netaddr ip = netaddr.IPAddress('192.0.2.1') print(ip.ipv6())
実行結果
::ffff:192.0.2.1
解説
IPv4アドレスとして192.0.2.1を設定しました。
ipv6メソッドを呼び出し、IPv4 mapped addressを得ました。
監修してくれたメンター
橋本紘希(はしもとひろき)
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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