Pythonで降順ソートを行う方法【初心者向け】
初心者向けにPythonで降順ソートを行う方法について解説しています。降順では昇順とは逆に数値の場合は大きい方から、アルファベットの場合は後ろから並べます。sortedメソッドとlist.sortメソッドを使った場合の例を学習しましょう。
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Pythonで降順ソートを行う方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
降順ソートを行う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
降順ソートとは
降順ソートとは、数字、アルファベット、時間など、連続性のあるものを、本来の順序とは逆の順序に整列することです。
対義語は昇順ソートです。
(例)
- 数字の降順: 9,8,7…1,0
- アルファベットの降順: z,y,x…b,a
- 日付の降順: 31日,30日,29日…2日,1日
降順ソートを行う方法
Pythonで降順ソートを行うには2つの方法があります。
- sortedメソッドでreverseキーワードをTrueとする。
- list.sortメソッドでreverseキーワードをTrueとする。
sortedメソッドは元のリストを変更しませんが、一方、list.sortメソッドは元のリストを変更します。
詳細は公式の文書を参照してください。
実際に書いてみよう
サンプルコード
import random x = [random.randint(0, 100) for _ in range(10)] print(x) print(sorted(x)) print(sorted(x, reverse=True)) list.sort(x) print(x) list.sort(x, reverse=True) print(x)
実行結果
[73, 32, 54, 46, 65, 15, 21, 17, 80, 9] [9, 15, 17, 21, 32, 46, 54, 65, 73, 80] [80, 73, 65, 54, 46, 32, 21, 17, 15, 9] [9, 15, 17, 21, 32, 46, 54, 65, 73, 80] [80, 73, 65, 54, 46, 32, 21, 17, 15, 9]
解説
乱数を用いて長さ10のランダムな数字のリストを作成しました。
sortedメソッドを用いてソートをしました。デフォルトでは昇順ソートです。
reverseキーワードを指定すると降順ソートになりました。
list.sortメソッドを用いてソートしました。こちらもデフォルトでは昇順ソートです。
同様にreverseキーワードを指定すると、降順ソートになりました。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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