Pythonのリストデータの操作（sort, reverse）について現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonのリストデータの操作（sort, reverse）について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

目次

• リストとは
• sort(), reverse()とは
• sort(), reverse()の使い方
• リストデータをsort(), reverse()を利用して並べ替えよう
• まとめ

 

リストとは

リストとは、複数の要素をひとつにまとめたデータ型のことで、Pythonでは下記のように[]の中に要素を指定する事でリストデータを定義することができます。

変数 =  [ 要素1 , 要素2 , 要素3 ]

 

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sort(), reverse()とは

sort(),reverse()とは、リストデータの並び替え機能を持った関数になります。

sort()

リストデータを昇順に並び替える

reverse()

リストデータを降順に並び替える

 

sort(), reverse()の使い方

sort(),reverse()の使い方はとてもシンプルで下記の様に、並び替えを行いたいリストデータの後に.とsort(), reverse()を記述します。

sort()

リストデータ.sort()

reverse()

リストデータ.reverse()

 

リストデータをsort(), reverse()を利用して並べ替えよう

ここではサンプルコードを参考にsort(),reverse()を利用して実際にリストデータの並び替えを行ってみましょう。

サンプルコード

# サンプルコードで使用するリストデータを変数にセットする

sample = ['banana' , 'orange' , 'apple' ]

 

# 初期状態のリストデータを出力

ptrint('初期状態')

print(sample)

 

# sort()を利用してリストデータを昇順に並び替える

sample.sort()

print('昇順に並び替え')

print(sample)

 

# reverse()を利用してリストデータを降順に並び替える

sample.reverse()

print('降順に並び替え')

print(sample)

 

実行結果

初期状態
['バナナ', 'オレンジ', 'リンゴ']
昇順に並び替え
['オレンジ', 'バナナ', 'リンゴ']
降順に並び替え
['リンゴ', 'バナナ', 'オレンジ']

 

解説

コード2行目では、今回のサンプルコードで使用するリストデータを変数にセットしています。

コード6行目では、一旦初期状態のリストデータを確認する為に出力処理をしています。

コード9-11行目では、sort()を利用して事前に用意しておいたリストデータを昇順でソートしたものを出力しています。

コード14-16行目では、reverse()を利用して事前に用意しておいたリストデータを降順でソートしています。

実行結果では、初期状態のリストデータの内容から、sort(),reverse()を利用してリストデータがソートされていることが確認できます。

 

まとめ

今回は、Pythonのリストデータの操作（sort, reverse）について紹介しました。今回紹介した内容はPythonでリストデータを使用して並び替えを行いたい場合にとても便利な機能なので、是非マスターしてPythonプログラミングで活用してみてください。

 

監修してくれたメンター

菅繕久 現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。 開発実績としては、業務自動化ツール(在庫管理・発注・ファイル操作 etc)、電子カルテシステム、ロボット用プログラムなどがあります。 TechAcademy ではPythonコースを担当しております。

 

 

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