Pythonのdictデータの操作(update)について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのdictデータの操作(update)について解説しています。updateメソッドを使うことでdictデータに新しい要素を追加することができます。辞書型データの操作の基本を覚えましょう。
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監修してくれたメンター
平野 勝靖
Pythonのdictデータの操作(update)について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
辞書データを作成する必要がある人は、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
新しく辞書に要素を追加したい時に役立つでしょう。
目次
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
dictデータの操作(update)について詳しく説明していくね!
お願いします!
dict(辞書)とは
dict(辞書)とは、Pythonで使用可能なリスト型のデータです。
d = {'りんご': 500, 'バナナ': 300, '桃': 400}
このように、データとそれを表すラベルで構成されるデータ型です。
例えば、インターネット通販の商品名と値段をイメージしてみてください。
商品を検索すると、商品名とその値段が横に連なって表示されると思います。
このように、データを紐づけて管理をしたいときに便利なデータ型です。
dictの使い方
dictを使うにはまず、生成を行います。
d = {'りんご':500, 'バナナ':300, '桃':400}
読み出す際はこのように行います。
print (d['りんご'])
表示結果は
500
となります。りんごに紐づいた500というデータを読み出すことができました。
updateとは
updateとは、dictの末尾(最後)に要素を追加するメソッドです。
例えば、プログラムの外からデータを取得して、データを追加する際に利用できます。
updateの使い方
updateの使い方を下記の例で解説します。
updateは、dictの後に続けて記載します。
d = {'りんご': 500, 'バナナ': 300, '桃': 400} add = {'メロン': 1000, 'マンゴー': 350, 'いちご': 450} d.update(add) prtint(d)
実行結果はこのようになります。
{'りんご': 500, 'バナナ': 300, '桃': 400, 'メロン':1000}
なお、今回は updateの引数にdictの変数を与えましたが、dictをそのまま与えることもできます。
dictデータにupdateを利用してデータを追加してみよう
それでは、実際にupdateを使ってdictに新しく要素を追加してみましょう。
d1 = {'りんご': 500, 'バナナ': 300, '桃': 400} d2 = {'メロン': 1000, 'マンゴー': 350, 'いちご': 450} d1.update(d2) print(d1) print(d1['いちご'])
実行結果はこのようになります。
{'りんご': 500, 'バナナ': 300, '桃': 400, 'メロン': 1000, 'マンゴー': 350, 'いちご': 450} 450
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Pythonのdictデータの操作(update)について理解できましたでしょうか。
updateを使用することで、プログラムの外からデータを取得して、データを追加するなどdictデータを活用したプログラムを開発できます。
正しく理解して活用しましょう。
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Pythonを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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