PythonのTkinterでテキストボックスを作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

PythonのTkinterでテキストボックスを作成する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

 

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

Tkinterとは

Tkinterとは、Pythonに標準搭載されているGUIフレームワークです。

Tkinterを使用することでGUIを使用できるようになります。

また、GUIとはアプリケーションの操作画面など視覚的に操作ができるアプリケーションウィンドウのことを指します。

Tkinterを使用すると、テキストボックスやボタン等を搭載したアプリケーションウィンドウを表示してプログラムを操作するといった、より本格的なアプリケーション開発が可能です。

 

テキストボックスを作成する方法

テキストボックスは下記のように記述します。

tkinter.Entry(width="int")

width=”int”の部分は数字で入力し、テキストボックスの幅を指定します。

具体的なプログラミング例として下記のような記述することが可能です

import tkinter
txtbox = tkinter.Entry(width="int") 
txtbox.place(x="int", y="int")

(x=”int”, y=”int”)の部分は数字で入力し、テキストボックスを配置する位置を指定しましょう。

 

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実際に書いてみよう

ここでは、サンプルコードを参考にTkinterを使ってテキストボックスを作成していきます。

サンプルコード

import tkinter

# 画面作成
tki = tkinter.Tk()
tki.geometry('300x200') # 画面サイズの設定
tki.title('テキストボックスのサンプル') # 画面タイトルの設定

# テキストボックスの作成
txtbox = tkinter.Entry(width=20)
txtbox.place(x=60, y=80)

# 画面をそのまま表示
tki.mainloop()

 

実行結果

解説

コード4-6行目では、テキストボックスを配置する画面を作成しました。

コード9-10行目では、テキストボックスを作成し画面に配置しています。

実行結果では、テキストボックスが配置されたウインドウが起動することが可能です。

 

まとめ

今回は、 PythonのTkinterでテキストボックスを作成する方法について解説しました。

作成したプログラムをGUIアプリケーション化する事でより開発の幅が広がり、様々なアプリケーション開発が可能になります。

Tkinterには今回紹介したテキストボックス以外にもボタン、チェックボックス、ラジオボタンなど様々なパーツを配置する事ができるため、組み合わせて活用していきましょう。

 

執筆してくれたメンター

菅繕久（すがよしひこ） 現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。 開発実績としては、業務自動化ツール(在庫管理・発注・ファイル操作 etc)、電子カルテシステム、ロボット用プログラムなどがあります。 TechAcademyではPythonコースを担当しております。

 

 

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