Javaの拡張for文の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaの拡張for文の使い方について解説しています。拡張for文を使うと、配列やコレクション内の全ての要素を対象に繰り返し処理を行うことができます。通常のfor文との違いと書き方について学習しましょう。
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Javaの拡張for文の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。

今回は、Javaに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

拡張for文の使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
for文とは
while文と同じように繰り返しの処理をさせる構文としてforループがあります。while文とforループではできることは同じですが、構文上、while文は繰り返す回数が不明な時に、forループは回数の決まっている繰り返しに適しています。
構文
for(条件1; 条件2; 条件2) { // 繰り返す処理 }
設定する繰り返しの条件は下記になります。
-
- 条件1
カウンタ変数の初期値。カウントし始める値を代入。最初の1度だけ実行。
-
- 条件2
継続条件。この条件がtrueであればforループブロックに入る。
-
- 条件3
カウンタ変数の値を更新する割合。
拡張for文とは
従来のforループが拡張されて、Java SE5から配列やリストなどの全要素に対するループが簡単に書けるようになりました。そのため、下記に示す構文のように、繰り返し条件やカウンタ変数を記述する必要がありません。
構文
for(基本/参照型 変数名 : コレクション) { // 繰り返す処理 }
※配列に加え、java APIのjava.utilパッケージには配列のように複数のデータをまとめて扱うためのクラスがあり、これらを総称して「コレクション」と呼びます。
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for文と拡張for文の違い
for文は指定した条件で繰り返し処理を実行する場合に使用されます。繰り返す処理の内容を指定することができます。
拡張for文はコレクションの全要素に対して繰り返し処理を実行する場合に使用されます。for文を簡単に書くことができます。
実際に書いてみよう
通常のfor文と拡張for文のサンプルを比較し確認します。
for文を使用した例
public class ForSample { public static void main(String[] args) { String[] array = {"jazz", "classic", "rock"}; for(int i = 0; i < array.length; i++) { System.out.println("kinds of music : " + array[i]); } } }
実行結果
kinds of music : jazz kinds of music : classic kinds of music : rock
拡張for文を使用した例
public class IteratorSample { public static void main(String[] args) { String[] array = {"jazz", "classic", "rock"}; for(String str : array) { System.out.println("kinds of music : " + str); } } }
実行結果
kinds of music : jazz kinds of music : classic kinds of music : rock
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まとめ
拡張for文で記述した処理はfor文でも書くことができます。どちらがより効率的、かつ適切な処理になるかを考えて使い分けていけるようになりましょう。
監修してくれたメンター
松井紀明
メーカー系で17年エンジニアとして勤務後、現在はフリーのエンジニアとしてリモートワークで働いています。 Java、Perl、COBOL、最近ではRuby、PHP等、様々な言語での開発を経験しています。TechAcademyではJavaコースを担当しています。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

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