Javaの実行環境JREについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaの実行環境JREについて、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。JREは、Javaプログラムを動かすにおいて非常に重要な役割になります。

そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• JREとは
• JREとJDKの比較
• JREのインストール方法
• まとめ

 

JREとは

JREとは「Java Runtime Environment」の略でJavaのアプリケーションを動かすために必要なソフトウェアのことです。Java実行環境やJavaランタイムなどとも呼ばれます。Javaのソースを実行する上で必ず必要となるソフトウェアになります。

JREの中にはJVMというJava仮想環境や対応するAPIがセットになっています。JREにはバージョンがあり、Java SEのバージョンに合わせてバージョンが付けられています。

 

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JREとJDKの比較

JREと似たものとしてJDKがあります。JDKとは「Java Development Kit」の略でJavaプログラムの開発や実行を行うためのプログラムのセットのことをいいます。

JREがJavaを動かす環境に対し、JDKはJREの他に、Javaをコンパイルするためのプログラムやデバックをするためのプログラムが追加されています。JDKの中にJREも含まれているということになります。

JVMという仮想環境があり、JVMとAPIがセットになったJREがあります。そのJREとコンパイラーやデバッカーがセットになっているのがJDKという関係になります。

 

JREのインストール方法

JREのインストールは以下のページからインストーラーをダウンロードしてくることができます。

https://www.oracle.com/java/technologies/javase-downloads.html

インストーラーをダウンロードしてきたらインストーラーを起動させます。インストーラーが立ち上がったら説明にしたがってボタンをクリックしていきます。

基本は「はい」もしくは「インストール」をクリックしていけば問題ありません。これでJREのインストールは完了となります。その後システム環境設定から環境変数にJREのパスを設定することでより使いやすくなります。

 

まとめ

この記事ではJavaの実行環境JREについて解説しました。最新のJavaではJDKのみ配布されており、JREのみではダウンロードすることはできません。しかしJDKがインストールできればその中にJREもあるので問題ありません。JREのみインストールしたい場合は、少し古いバージョンからインストールするようにしましょう。

 

監修してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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