Pythonの__dir__関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonの__dir__関数について現役エンジニアが解説しています。dir()関数とは、定義されている関数や属性などの一覧を調べることができる組み込み関数です。自分で変数などを定義してdir関数を呼び出して確認してみましょう。
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Pythonの__dir__関数について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Pythonの__dir__関数について詳しく説明していくね!

お願いします!
__dir__関数とは
dir()関数とは、定義されている関数や属性などの一覧を調べることができる組み込み関数です。
現在使用しているファイルで定義されている関数、属性などの名前を一覧で取得できます。
__dir__関数の使い方
dir()関数は組み込み関数なので宣言などは必要なく、Pythonプログラム上であればどこからでも呼び出すことができます。
下記文法でdir()関数が使用できます。
dir(引数)
引数を設定しない場合は、自分自身の属性返します。引数にモジュールを渡した時には、そのモジュール内で定義されている属性のファイルで定義されている名前がリストで返されます。
実際に書いてみよう
それではdir()関数を使用して、関数や属性などを取得するプログラムをサンプルコードを例に実際に書いてみましょう。
サンプルコード
print(dir())
実行結果
["__annotations__", "__builtins__", "__cached__","__doc__", "__file__", "__loader__", "__name__", "__package__", "__spec__"]
解説
まずはシンプルにdir()関数だけを 出力するサンプルコードになります。
コード1行目では、dir()関数の結果を出力しています。実行結果では組み込み関数がリスト形式で出力されていることが確認できます。
変数を追加して再度、dir()関数を実行
それでは先ほどのサンプルコードにいくつか変数を追加して、再度dir()関数を実行してみましょう。
サンプルコード
print(dir()) sample_txt = "sample" sample_no = ["1","2","3","4","5"] print(dir())
実行結果
['__annotations__', '__builtins__', '__cached__', '__doc__', '__file__', '__loader__', '__name__', '__package__', '__spec__'] ['__annotations__', '__builtins__', '__cached__', '__doc__', '__file__', '__loader__', '__name__', '__package__', '__spec__', 'sample_no', 'sample_txt']
解説
コード1行目では、dir()関数の結果を出力しています。コード2行目では、変数”sample_txt”に文字列”sample”を設定しています。
コード3行目では、変数”sample_no”にリストで[“1″,”2″,”3″,”4″,”5”]を設定しています。コード4行目では、再度dir()関数の結果を出力しています。
実行結果ではコード1行目に対してコード4行目のdir()関数の結果が変数が追加されていることが確認できます。
まとめ
今回は、Pythonの__dir__関数について紹介しました。
この関数はプログラムのデバッグ作業などでよく使用されるものです。
また、コードを書いている途中で現在使用している変数の一覧などを知りたい時などに1行追加するだけで情報の取得が出来るので是非使い方を覚えておきましょう。
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