HTMLでテキストを下寄せに配置する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにHTMLでテキストを下寄せに配置する方法について解説しています。最初にCSSのpositionプロバティを使ったテキストの配置方法の基本を学習します。次に下寄せにする場合の書き方と画面上での見え方を確認しましょう。
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監修してくれたメンター
ノマリカ
伝わりやすくて明快なデザインを得意としている。
HTMLでテキストを下寄せ(親要素の下部)に配置する方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
目次
そもそもHTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、HTMLに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
テキストなどを親要素の下部に配置する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
テキストの基本位置
まずは、テキストの基本位置についておさらいです。
文章などのテキストを表すpタグは、ブロックレベル要素のため、記述順に上から下方向に配置されます。
divタグなどで囲まれた中では、divタグ(親要素)の左上を起点としてpタグ(テキスト)が配置されます。
そのため、親要素の下部にテキストを配置したいときには、CSSによる指定が必要になります。
テキストを下寄せ(親要素の下部)に配置する方法
何も指定しなければ、pタグなどのテキストは左上に配置されますが、CSSのpositionプロパティで配置指定をすることで、自由に配置することが可能になります。
以下は、親要素divタグで囲まれた中でpタグを下寄せ(親要素の下部)に配置している例です。
HTML
<div class="parent"> <p class="text">テキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいります。</p> </div>
CSS
div.parent { position: relative; /*配置位置の基準となる指定*/ height: 60vh; background: #ccc; } p.text { position: absolute; /*自由に配置する指定*/ bottom: 0; /*下寄せの指定*/ margin: 0; }
コードの解説
今回の例では、まず親要素のdiv.parent
に対し、配置の基準となる指定position:relative
を記述しています。
下寄せに配置したい子要素p.text
には、自由に配置する指定position:absolute
と、下寄せの指定bottom:0
を記述し、親要素の下部に配置させています。
親要素div.parent
に配置の基準となる指定をしていない場合、p.text
はbody
(画面全体)に対して下寄せとなってしまうため、注意しましょう。
デモの表示で、配置の基準となるposition:relative
を削除すると結果がどう変わるか確認してみてください。
デモの表示
See the Pen
テキストを下寄せに配置する方法 by nomallica (@nomallica)
on CodePen.
まとめ
今回は、テキストなどを親要素の下部に配置する方法について紹介しました。
基本位置ではない場所に要素を配置したい時は、ぜひCSSのpositionプロパティを使って自由に配置してみてください。
その際は、親要素にも配置の基準となる指定を忘れずに記述してあげてください。
CSSのpositionプロパティには、他にも様々な配置方法があります。
こちらの記事も参考にし、さらに表現の幅を広げていきましょう。
HTMLでテキストを下寄せに配置する方法がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
HTMLを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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