PHPでarray_mapを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPでarray_mapを使う方法について現役エンジニアが解説しています。PHPのarray_map()関数は対象の配列の全要素に対して、引数で渡すコールバック関数の中の処理を適用させて、配列として返す関数です。
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今回は、PHPでarray_mapを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPでarray_mapを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
array_mapとは
PHPのarray_map()関数とは、対象の配列の全要素に対して、指定した関数を適用させる際に使用します。
引数で渡したコールバック関数の中で処理を適用させ、配列として返すものです。
array_map関数のコードは以下のように記述します。
第一引数にはコールバック関数名を渡します。
第二引数からはコールバック関数を適用する配列を渡し、カンマ(,)で区切ることで複数の配列を引数で渡すことが可能です。
array_map()関数を使用した際の返り値は、配列になります。
array_mapを使う方法
array_map()関数を使用する例を見ていきましょう。
<?php // 配列の要素を二乗するコールバック関数 function square($value) { return $value * $value; } $number = array(1, 2, 3, 4, 5); // 配列にコールバック関数squareを適用する $result = array_map('square', $number); print_r($result);
実行結果
Array ( [0] => 1 [1] => 4 [2] => 9 [3] => 16 [4] => 25 )
上記の例では、array_map()関数に、コールバック関数名’square’と配列$numberを渡しました。
$numberの中の要素一つ一つに対して、コールバック関数squareを2乗する処理が適用されて、配列となって返却されていることが確認できるでしょう。
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実際に書いてみよう
今度は、連想配列を用いた例を見てより理解を深めましょう。
<?php // 配列の要素に8%の税率を適用するコールバック関数 function tax($value) { return $value * 1.08; } $fruits = [ 'apple' => 100, 'orange' => 150, 'lemon' => 200,]; // 配列にコールバック関数taxを適用する $result = array_map('tax', $fruits); print_r($result);
実行結果
Array ( [apple] => 108 [orange] => 162 [lemon] => 216 )
連想配列を使用すると、キーはそのままに、要素だけにコールバック関数の処理を適用した配列を作成することができます。
執筆してくれたメンター
平野大輝(ひらのだいき)
スキル:PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。 |
PHPでarray_mapを使う方法がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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