Rubyでshiftメソッドを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでshiftメソッドを使う方法について現役エンジニアが解説しています。shiftメソッドとは配列やハッシュで先頭の要素を取り出すメソッドになります。元の配列やハッシュから削除されてしまう点に注意しましょう。他にもunshiftやpopやpushメソッドについて解説しています。
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Rubyでshiftメソッドを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでshiftメソッドを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
shiftメソッドとは
簡単に言ってしまうと配列やハッシュで先頭の要素を取り出すメソッドになります。
ArrayクラスでもHashクラスでもshiftメソッドが使えます。
shiftという概念と対にして、unshiftやpop、pushも覚えてしましましょう。
- shiftメソッド:配列の先頭の要素を取り出す。
- unshiftメソッド:配列の先頭の要素に詰め込む。
- popメソッド:配列の最後尾の要素を取り出す。
- pushメソッド:配列の最後尾の要素に詰め込む。
配列は変数が連結されたイメージで説明されますが、それぞれ「先頭/最後尾」の要素に対して「取り出す/詰め込む」操作になります。
これらの4つはベテランでも混乱しがちで「あれ?どれだっけ?」となりがちです。せっかくの機会ですので、それぞれの違いをしっかり覚えましょう。
shiftを使うメリットと使われるケース
配列やハッシュの先頭の要素を簡単に取り出せます。
引数で数を指定することで、先頭から指定分の要素を一気に取り出すことも可能です。
shiftメソッドを使う方法
配列やハッシュのメソッド shift を使います。
次の「実際に書いてみよう」をみてみましょう。
実際に書いてみよう
# 配列で shift メソッドを使ってみます。 # 配列作成します。 arr = [1,2,3,4,5] # shift メソッドで先頭の要素を取り出します。 a1 = arr.shift # 取り出した要素を表示します。 p a1 # => 1 # 配列の残りを表示します。先頭の要素が取り出されていることを確認しましょう。 p arr # => [2,3,4,5] # 引数で取りだす数を指定してみます。 # 配列作成します。 arr = [1,2,3,4,5] # shift メソッドで先頭から3つの要素を取り出します。 a1 = arr.shift(3) # 取り出した要素を表示します。 p a1 # => [1, 2, 3] # 配列の残りを表示します。先頭の要素が取り出されていることを確認しましょう。 p arr # => [4,5] # ハッシュでも shift メソッドが使えます。 hs = {"1" => "a", "2" => "b" ,"3" => "c"} # shift メソッドで先頭の要素を取り出します。 h1 = hs.shift # 取り出した要素を表示します。配列の形式で取り出されています。 p h1 # => ["1", "a"] # ハッシュの残りを表示します。先頭の要素が取り出されていることを確認しましょう。 p hs # => {"2" => "b" ,"3" => "c"}
実行結果
1 [2, 3, 4, 5] [1, 2, 3] [4, 5] ["1", "a"] {"2"=>"b", "3"=>"c"}
まとめ
配列やハッシュの先頭要素を簡単に取りだすことができました。
筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年 セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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