Pythonのsyslogモジュールでログ出力する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのsyslogモジュールでログ出力する方法について現役エンジニアが解説しています。syslogとはLinux系OSで良く使われるログの送受信、保存の方式です。Pythonでもsyslogモジュールのsyslogメソッドを使ってログ出力をすることが出来ます。
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Pythonのsyslogモジュールでログ出力する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Pythonのsyslogモジュールでログ出力する方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
syslogとは
syslogとはログ送受信、保存の方式です。特にLinux系OSでよく使われます。
アプリケーションは処理経過やエラーを示すログをsyslogd(syslogデーモン)に送信します。syslogdは受信したログをファイルに出力したり、ネットワークを介して別のホストに転送したりします。
syslogモジュールの使い方
以下のようにsyslog.syslogメソッドを呼び出すと、syslogの仕組みを介してログを出力できます。
import syslog syslog.syslog(<message>)
実際に書いてみよう
ソースコード
import syslog syslog.syslog('sample1') syslog.syslog(syslog.LOG_WARNING | syslog.LOG_USER, 'sample2')
解説
- 1行目でsyslogモジュールをインポートしました
- 2行目はpriority, facilityを指定しない例です
- 3行目はpriority, facilityを指定した例です
実行結果
以下の通り、/var/log/messagesにログが出力されました。
Feb 7 10:44:23 10 sample.py: sample1 Feb 7 10:44:23 10 sample.py: sample2
(注)syslogdの設定により、ログの出力先や出力有無は異なります。
まとめ
この記事ではsyslogの仕組みと、Pythonでsyslogを介したログ出力を行う方法を紹介しました。
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