Pythonのrstrip()関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonのrstrip()関数について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

1. rstrip() 関数と
2. strip()関数
3. lstrip() 関数の比較
4. 実際に書いてみよう
5. まとめ

 

rstrip()関数とは

rstrip()関数は文字列の右側の文字を除去したコピーを返します。

文字列.rstrip(除去する文字)

文字列の右側から「除去する文字」に該当する文字が削除されます。引数を省略した場合にはスペースが削除されます。

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strip()関数

strip()関数は文字列の両端の文字を除去したコピーを返します。

文字列.strip(除去する文字)

文字列の両端から「除去する文字」に該当する文字が削除されます。引数を省略した場合にはスペースが削除されます。

lstrip()関数の比較

lstrip()関数は文字列の左側の文字を除去したコピーを返します。

文字列.lstrip(除去する文字)

文字列の左側から「除去する文字」に該当する文字が削除されます。引数を省略した場合にはスペースが削除されます。strip()関数、rstrip()関数、lstrip()関数について、詳しくは公式サイトも参考にしてください。

組み込み型 – lstrip

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは、strip()関数、rstrip()関数、 lstrip()関数の使い方を確認します。はじめにもととなる文字列を用意します。

str = " Hello! World! "

文字列、strip()関数、rstrip()関数、 lstrip()関数の実行結果を確認しましょう。比較しやすいよう、前後に「’」を付けて出力しています。

print("'" + str + "'")
print("'" + str.strip() + "'")
print("'" + str.rstrip() + "'")
print("'" + str.lstrip() + "'")

実行結果は以下のとおりです。

' Hello! World! '
'Hello! World!'
' Hello! World!'
'Hello! World! '

次に引数を指定した場合を確認してみましょう。

str.strip(" H!d")

実行結果は以下のとおりです。引数のいづれかの文字に該当する連続した文字列が削除されます。「連続した」という条件であるため、文字列中央の「!」は削除されません。

'ello! Worl'

 

まとめ

今回の記事ではPythonのrstrip関数について学習しました。

監修してくれたメンター

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア。 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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