Javaでディレクトリを作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaでディレクトリを作成する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• Fileクラスとは
• mkdirメソッドとは
• mkdirメソッドの使い方
• ディレクトリを作成する方法
• 実際に書いてみよう

 

Fileクラスとは

Fileクラスとは、Javaでファイルを扱うときに、1ファイルにつき1クラスずつ対応させて、ファイル操作を実現するクラスです。

Javaを使ってローカルディスク(コンピュータの内部のこと)にファイルを作成する、削除するなどといったファイル操作を行なうために必須となります。

具体的には、あるファイルを扱いたいときに下記の形で記述し、Fileクラスのメソッドを使って、ファイルの操作を行ないます。

File オブジェクト名 = new File("ファイルパス");

 

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mkdirメソッドとは

mkdirメッドとは、Fileクラスで定義されたメソッドであり、ローカルディスクに新しいディレクトリを作成することができます。

mkdirは”make directory”の略であるということを知っていると、メソッドの名前が覚えやすいでしょう。

 

mkdirメソッドの使い方

mkdirメソッドの記述方法は、下記の通りです。

Fileオブジェクト.mkdir();

これを実行すると、Fileオブジェクトを生成するときに渡したファイルパスに対応するディレクトリを作成してくれます。

返り値としては下記の内容が返されます。

• ディレクトリが生成された場合： true
• そうでない場合： false

 

 

ディレクトリを作成する方法

上で紹介したmkdirメソッドを使ってディレクトリを作成するには、下記のように記述します。

1. 作りたいファイルのパスを渡したFileオブジェクトを生成する
2. 作成したFileオブジェクトのmkdirメソッドを使う

 

 

実際に書いてみよう

実際にmkdirメソッドを使ってディレクトリを作成してみましょう。

サンプルのプログラムコードは次のようになります。

import java.io.File;

class MkdirSample{
        public static void main(String args[]){

                //作成したいファイルのパスを渡してFileオブジェクトを作成
                 File newfile = new File(".¥¥sample");

                //mkdirメソッドを実行
                 if (newfile.mkdir()){
                 //ディレクトリを作成できたら「Success.」と表示。
                         System.out.println("Success.");
                 }else{
                 //ディレクトリを作成できなかったら「Failed.」と表示。
                         System.out.println("Failed.");
                }
        }
}

このプログラムを実行すると、1回目は、Success.が表示されて”sample”という名前のディレクトリが作成できたことが確認可能です。

2回目を実行してみると、Failed.と表示されて、すでにディレクトリが存在する場合は、作成できないことが理解できます。

 

 

執筆してくれたメンター

メンターOS AIプログラミングを使って開発を行う。 プログラミング歴は約3年。 Pythonは割と好きな方。JavaもAndroid開発で触れていたりする。 大学では物理学を勉強中。 好きな物理理論は一般相対性理論らしい。 意外と動物が好きだったり、、、。

 

 

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