PHPで文字列を数値に型変換する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで文字列を数値に型変換する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

目次

• キャストとは
• 文字列を数値に型変換する方法
• 数値を文字列に型変換する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ
• PHPを学習中の方へ

そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

今回は、PHPに関する内容だね！

どういう内容でしょうか？

PHPで文字列を数値に型変換する方法について詳しく説明していくね！

お願いします！

この記事ではPHPで文字列を型変換する方法について解説します。

キャストとは

キャストとは、データ型の形式を変換を別の型に変換することを意味します。

型の種類によってはキャストができないこともあるため、情報が欠落する可能性があります。

文字列を数値に型変換する方法

文字列を数値に型変換するには以下のようにします。

数値 = (int) 文字列;

変換した文字列に対して数値の型であるintでキャストすることで文字列を数値に変換することが可能です。

またキャストを使う方法以外ではintval関数を使う方法があります。

intval関数は引数で設定した値を整数値に変換させることができます。

intval関数は以下のように記述します。

数値 = intval(文字列);

どちらの方法でも文字列を整数値に変換することが可能です。

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数値を文字列に型変換する方法

数値を文字列に型変換する場合は、以下のように記述しましょう。

文字列 = (string) 数値;

変換した数値に対して文字列の型であるstringでキャストすることで数値を文字列に変換することができます。

またキャストを使う方法以外ではstrval関数を使う方法があります。

strval関数は引数で設定した数値を文字列に変換可能です。

strval関数は以下のように使うことができます。

文字列 = strval(数値);

どちらの方法でも数値を文字列に変換することができるでしょう。

実際に書いてみよう

実際に数値と文字列の型変換を書いてみましょう。

プログラムソースコード

<?php
  $str = "12345";
  var_dump($str);
  echo '<br/>';

  $num01 = (int) $str;
  var_dump($num01);
  echo '<br/>';

  $num02 = intval($str);
  var_dump($num02);
  echo '<br/>';

  $num = 67890;
  var_dump($num);
  echo '<br/>';

  $str01 = (string) $num;
  var_dump($str01);
  echo '<br/>';

  $str02 = strval($num);
  var_dump($str02);
  echo '<br/>';
?>

実行結果

var_dumpを使うことで変数の型まで確認することが可能です。

そして、文字列の「12345」をキャストやintval関数を使うことでint型に変換することができます。

また数値の「67890」もキャストやstrval関数を使うことで文字列に変換することができました。

まとめ

PHPで文字列を数値に型変換する方法と数値を文字列に型変換する方法について解説しました。

キャストや関数を使うことで簡単に型変換をすることができ、よく使われる処理なので2つの方法を覚えて使えるようにしましょう。

PHPで文字列を数値に型変換する方法がよく分かったので良かったです！

ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね！

分かりました。ありがとうございます！

PHPを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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