Javaの代入演算子の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaの代入演算子の使い方について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• 代入演算子とは
• 代入演算子の種類
• 代入演算子の使い方
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

代入演算子とは

「代入演算子」とは、その名の通り、変数に値を代入するときに使う演算子のことです。

代入演算子として最も使われているものは、’ = ‘であり、Javaにはより便利な代入演算子が複数用意されています。

変数 = 値

例えば’ += ‘という代入演算子については、すでに値を持っている変数について、変数に1を加えたものが新しい値として変数に代入されます。

変数 += 1

 

 

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代入演算子の種類

上で紹介したもの以外にも様々な代入演算子があります。

基本的には、’ = ‘の前に二項演算子を付け加えることで、変数の値に演算を施した結果を同じ変数に格納することが可能です。

代入演算子には、下記があります。

a += b
a -= b
a *= b
a /= b
a %= b

これらは、下記と同じことを意味しています。

a = a + b
a = a - b
a = a * b
a = a / b
a = a % b

 

また、四則演算以外にも、ビット演算子も同じように代入演算子が用意されている状態です。

a &= b
a |= b
a ^= b
a <<= b
a >>= b
a >>>= b

 

 

代入演算子の使い方

代入演算子の具体的な使い方の1つとして、for文での使い方を解説しましょう。

for文はループ処理と言って、同じ処理を何回もすることに使われるものの、代入演算子は、for文の中で変数を変化させるとき、次のように使われます。

for(int i=0; i<10; ){
        処理式;
        i += 1;
}

この他にも工夫次第で代入演算子をうまく使うことでコードをシンプルに書くことが可能です。

 

実際に書いてみよう

実際にコードを書いて、代入演算子を使ってみましょう。

今回は四則演算について処理を行い、結果を確認してみます。

class Sample{
        public static void main(String args[]){
                 int a = 10;
                 
                a += 1;
                System.out.println(a);

                 a -= 2;
                 System.out.println(a);

                 a *= 3;
                 System.out.println(a);
 
                 a %= 7;
                 System.out.println(a);
 
                 a /= 4;
                 System.out.println(a);

        }
}

このコードを実行すると、下記の結果が表示され、それぞれの計算結果を比べてみるとうまくいっていることが確認できます。

11
9
27
6
1

 

 

まとめ

この記事では、Javaにおける代入演算子について解説しました。

コードをシンプルにすることができるので、代入演算子を積極的に使ってみると良いでしょう。

 

執筆してくれたメンター

メンターOS AIプログラミングを使って開発を行う。 プログラミング歴は約3年。 Pythonは割と好きな方。 JavaもAndroid開発で触れていたりする。 大学では物理学を勉強中。 好きな物理理論は一般相対性理論らしい。 意外と動物が好きだったり、、、。

 

 

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