Javaで平方根を計算する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaで平方根を計算する方法について解説しています。ここではMathクラスのsqrtメソッドを使った方法を説明します。書き方と実行結果を見てみましょう。
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Javaで平方根を計算する方法について解説します。実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
平方根を計算する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
Mathクラスとは
Mathクラスは、指数関数、対数関数、平方根、および三角関数といった基本的な数値処理を実行するためのメソッドを含むクラスです。
平方根(ルート)を計算する
平方根を計算するにはsqrtメソッドを使います。平方根を求めたい値を引数として指定し、戻り値はdouble型で返却されます。
実際に書いてみよう
整数4の平方根を求めるサンプルです。
public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println(Math.sqrt(4)); } }
実行結果は
2.0
となります。
引数に負の値を設定すると、戻り値はNaNとなります。NaNは「Not a Number」の略で無効な演算結果であることを表しています。
public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println(Math.sqrt(-1)); } }
引数に負の値を設定した上記のサンプルの実行結果は
NaN
となります。
又、引数に正の無限大を設定すると、戻り値も正の無限大となります。下記サンプルで引数に設定しているDouble.POSITIVE_INFINITYは、double型の正の無限大値を表す定数です。
public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println(Math.sqrt(Double.POSITIVE_INFINITY)); } }
実行結果は
Infinity
となります。
引数が0の場合は0が返却されます。
public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println(Math.sqrt(0)); } }
上記サンプルの実行結果は
0.0
となります。又、0に負の記号をつけて引数と設定した場合も結果は0.0となります。
public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println(Math.sqrt(-0)); } }
上記サンプルの実行結果は
0.0
となります。
監修してくれたメンター
長屋雅美
独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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