CSSでonclick-event(クリックイベント)を実装する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにCSSでonclick-event(クリックイベント)を実装する方法について解説しています。:active擬似クラスを使ってページ内の要素をクリックしたときに発生するなど、イベントを実装サンプルで動作を確認してみましょう。
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CSSでonclick-event(クリックイベント)を実装する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
CSSについてそもそもよく分からないという方は、CSSの書き方について解説した記事を見ていきましょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のCSSカリキュラムをもとに執筆しています。
今回は、CSSに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
onclick-event(クリックイベント)を実装する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
onclick-eventとはなにか
プログラム内で発生した動作や出来事を「イベント」と呼びます。
HTML要素をクリックした際に発生するイベントがonclickです。
onclickイベントは、Webページの代表的なプログラミング言語であるJavaScriptなどで扱うことができます。
onclick-eventの書き方
CSSにはonclickイベントがありません。
しかし、要素を選択したことを示す:active擬似クラスを利用してonclickイベントを表現可能です。
要素:active { /* 要素がクリックされた時のCSSを記述 */ }
:active擬似クラスが有効なのは、要素を選択している間だけです。
例えばマウスクリックで要素を選択する場合、マウスのボタンを押してから上げるまでの間だけ:active擬似クラスが有効となることの注意しましょう。
実際に書いてみよう
今回のサンプルプログラムでは:active擬似クラスを利用してonclickイベントを実装する方法について確認しましょう。
index.html
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8" /> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" /> <title>Sample</title> <style> div { height: 200px; width: 200px; } div:active { background-color: pink; } </style> </head> <body> <div>クリックしてね! </div> </body> </html>
実行結果は以下のとおりです。
要素を選択した時だけ背景色がピンク色に変化します。
まとめ
今回の記事ではCSSでonclick-event(クリックイベント)を実装する方法について学習しました。
執筆してくれたメンター
太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。 守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、ロボットアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 著書「知識ゼロからの機械学習入門(技術評論社)」。 地方在住。 仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。 通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
CSSでonclick-event(クリックイベント)を実装する方法がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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