JavaScriptでジャグ配列を作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでジャグ配列を作成する方法について現役エンジニアが解説しています。ジャグ配列とは、多次元配列の一つの形態で、その要素数が異なる配列のことを言います。月ごとの日数などが該当します。JavaScriptでジャグ配列を作成する方法や使い方を解説します。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元：GMOリサーチ株式会社 調査期間：2021年8月12日～8月16日 調査対象：2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18～80歳の男女1,000名 調査手法：インターネット調査
JavaScriptでジャグ配列を作成する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
JavaScriptでジャグ配列を作成する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
目次
ジャグ配列とは
ジャグ配列は、多次元配列の一つの形態で、その要素数が異なる配列のことを言います。例えば、一年を月毎の配列にした時に月ごとに日数が違いますよね。その様な時に利用したりします。
ジャグ配列を作成する方法
配列を作成する方法と変わりはありません。
var jagu = [
[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10],
["A","B","C","D","E"]
];
実際に書いてみよう
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Surplus JavaScript</title>
</had>
<body>
<h1>ジャグ配列で時間割を確認</h1>
曜日を選んでください<br>
<form name="jagu">
<select name=”Week” onChange=”jaguchg()”>
<option value=”-1″>Select</option>
<option value=”0″>Mon.</option>
<option value=”1″>Tue.</option>
<option value=”2″>Wed.</option>
<option value=”3″>Thu.</option>
<option value=”4″>Fri.</option>
<option value=”5″>Sat.</option>
<option value=”6″>Sun.</option>
</select>
</form>
<br>
<ul id=”Timetable”></ul>
<script type=”text/javascript”>
//ジャグ配列の定義
var WeekTT = [
[“数”,”数”,”国”,”国”,”体”,”体”],
[“社”,”理”,”技”,”技”,”数”],
[“音”,”音”,”英”,”英”],
[“国”,”道”,”理”,”社”,”数”,”ク”,”ク”],
[“体”,”体”,”数”,”数”,”委”,”委”],
[“数”,”国”,”理”,”英”],
[“休”]
];
//セレクト要素が変更されたら発火される関数
function jaguchg(){
//セレクト要素
obj = document.jagu.Week;
//セレクト要素の選ばれた値（インデックスを取得）
index = obj.selectedIndex;
//出力先の要素をIDより取得
const element = document.getElementById(‘Timetable’)
//一旦出力先の子要素をクリアする
while( element.firstChild )
{
element.removeChild( element.firstChild );
}
//ジャグ配列から1データを取り出すための配列定義
let TT =[];
//選択が一番初め以外なら、値を表示する処理を行う
if (index != 0){
//選ばれた値のValue値を数値として捉え、ジャグ配列の何番目から取り出すかを決める
TT = WeekTT[Number(obj.options[index].value)];
//取り出した配列の件数分、表示させる
for( var i = 0; i < TT.length; i++ )
{
// 最後の子要素として追加
const liLast = document.createElement(‘li’)
liLast.textContent = TT[i]
element.appendChild(liLast)
}
}
}
</script>
</body>
</html>
まとめ
ジャグ配列は、配列内の内容が一定でないため扱いには注意が必要ですが、使い方は通常の配列と同じです。
便利な使い方を覚えて、使ってみて下さい。
筆者プロフィール
| 小宮山晃史（こみやまこうじ)
現在はOracle系システムの導入コンサルに勤め、仕事でコーディングをする機会は少なくなくなっているが、ライフワークで数多くの言語を勉強中。 iphoneのアプリ開発やWEBサーバの構築など幅広く挑戦しています。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
TechAcademyでは、初心者でもJavaScript・jQueryを使ったWebサービス公開を習得できるオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座を開催しています。
挫折しない学習方法を知れる説明動画や、現役エンジニアとのビデオ通話とチャットサポート、学習用カリキュラムを体験できる無料体験も実施しているので、ぜひ参加してみてください。
