Androidアプリ開発でTypefaceクラスを使ってフォントのスタイルを指定する方法【初心者向け】
Androidアプリ開発で【Typefaceクラス】を使ってフォントのスタイルを指定する方法を初心者向けに解説した記事です。このクラスを使うと、フォントや書体を変更することができます。太字、斜体など変更方法を解説。
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Androidアプリ開発では、Typefaceクラスを使ってフォントや書体を変更することができます。
今回はTypefaceクラスを使ってフォントのスタイルを指定する方法を初心者向けにご紹介します。
本記事はTechAcademyのAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに解説しています。
田島メンター!!Androidアプリでテキストのフォントのスタイルを変更したいんですけど、どうやるんですか???
それなら、Typefaceクラスを使うと変更できるよ。
Typefaceクラスですか・・・?どうやるんですか〜?
定義されているスタイル
まず、フォントのスタイルとして定義されているものをご紹介します。用途に応じて使い分けてください。
- 太字(ボールド):Typeface.BOLD
- 太字斜体(イタリックボールド):Typeface.BOLD_ITALIC
- 斜体(イタリック):Typeface.ITALIC
- 通常:Typeface.NORMAL
Typefaceクラスの使い方
それでは、実際に使用してみましょう。
まず、レイアウトファイルにTextViewを用意します。
アプリを起動すると、配置したTextViewは画像のように表示されます。
今回はこのTextViewを太字で表示してみましょう。
太字にするには、MainActivity.javaに下記のように記述します。今回はアプリが起動したときに実行されるonCreateメゾットにTypefaceクラスを使ってTextViewのスタイルを指定します。
@Override protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.activity_main); TextView txt1=(TextView)findViewById(R.id.text1); txt1.setTypeface(Typeface.DEFAULT, Typeface.BOLD); }
記述をしてからアプリを起動すると、TextViewはTypefaceクラスで指定した太字で表示されていることが確認できます。
同じ要領でTextViewを追加し、コードの太字の部分を書き換えてフォントのスタイルを指定をしてみましょう。
レイアウトのプレビュー画面では、スタイルの指定をしていないため全て通常のスタイルで表示されていますが、
実際に起動するとそれぞれTypefaceクラスで指定したスタイルで表示されます。
Typefaceクラスを使ってフォントのスタイルを指定する方法は以上です。
Androidアプリ開発をさらに詳しくなりたい場合は、Androidアプリ開発のLayoutの使い方も合わせてご覧ください。
あ、文字のスタイルが変更できましたね!
文字のスタイルって強調したいときとかに使うから、覚えておくとあとで役に立つね♪
はい、そうですね〜♪
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