JavaScriptによる日付(date)の加算(add)について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptによる日付(date)の加算(add)について現役エンジニアが解説しています。JavaScriptではDateというオブジェクトを使って日付や日時を操作します。JavaScirptでの日付の取得方法や日付を加算する方法について解説します。
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JavaScriptによる日付(date)の加算(add)について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptによる日付(date)の加算(add)について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
dateとは
日付という意味の英単語です。
JavaScriptでも日時を扱うDateという名前のオブジェクトが用意されています。
Dateオブジェクトには日時を操作するメソッドが揃っているので、日時の操作をする場合は活用してみてください。
dateデータへの加算方法
日時を加算するためには、基準になる日時の取得と、加算した日時の設定が必要です。
基準になる日時の取得は、Dateオブジェクトに取得したい単位に応じたget〜メソッドを使います。たとえば、日を取得する場合はgetDate、時を取得する場合はgetHoursとなります。
get〜で取得した数値に加算をしたら、取得した単位に応じたset〜というメソッドを使います。たとえば、日を設定する場合はsetDate、時を設定する場合はsetHoursとなります。
基本的にはこれだけなのですが、日時の扱いは間違いやすい動作がいくつかあるので実際に加算する処理と合わせて紹介します。
日付データを加算してみよう
まずは、加算する前に基準になる日時を用意します。
下記のように記述すると、実行した時点の日時をもつDateオブジェクトがnowという変数に格納されます。
let now = new Date();
日時を指定してDateオブジェクトを作成する場合は、引数に年、月、日…というように数値を指定します。
数値で指定する場合は、年と月の2つの数値が必須になりそれ以下は省略可能です。省略した場合は、日付は1、時間や分などは0となります。
let date = new Date(2020, 10, 1);
上記の例では、2020年11月1日の00:00:00のDateオブジェクトを作成しています。月の指定は0から始まることに注意してください。1月は0、2月は1、、、と増えます。
ここで用意したdateの変数を使って、これ以下で加算の処理を紹介します。
年を1つ加算する
date.setFullYear( date.getFullYear() + 1 );
年を扱うメソッドの名前はsetYearではなくsetFullYearです。setYearは2000年問題の対応で非推奨になり、setFullYearに置き換えられています。
セットする年は、getFullYearで取得した年に1を足すことで2020年が2021年になります。
月、日、時、分を1つ加算する
同じように月や日、時、分なども加算ができます。
//月を1つ加算する date.setMonth( date.getMonth() + 1); //日を1つ加算する date.setDate( date.getDate() + 1); //時を1つ加算する date.setHours( date.getHours() + 1); //分を1つ加算する date.setMinutes( date.getMinutes() + 1);
上限を超えた場合の動作
月や時など数値の上限が決まっているもの(月は11まで、時は12まで)は、加算して超えた場合に上位の単位が繰り上がります。
たとえば、今回の紹介で使った2020年11月の月に2を足すと2021年の1月となります。
//2020年11月から2021年1月になる date.setMonth( date.getMonth() + 2);
まとめ
日付を扱うDateオブジェクトと加算方法を紹介しました。
日付の扱いの注意点を抑えて使ってください。
筆者プロフィール
横山茂雄(よこやましげお)
フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
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分かりました。ありがとうございます!
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