日付に関する実装!Node.jsで書くDateの使い方【初心者向け】
初心者向けにNode.jsで書くDateの使い方について解説しています。日付に関する実装を行いたい場合はぜひ参考にしてみてください。日時処理を行う上でdate-utilsをインストールし、実際に利用する流れを理解できるはずです。
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Node.jsでDateを扱う方法を解説します。
日付の処理を行う際にnpmパッケージのdate-utilsを使って説明しています。実際に手を動かしながら理解してみてください。
なお本記事は、TechAcademyのNode.jsオンライン講座の内容をもとに作成しています。
今回はNode.jsで、日付を扱う方法について見てみようか。
田島メンター!日付に関する操作には何を使うんですか~?
そうだね、今回はdate-utilsというモジュールを使おう。実際に現在の日付を画面に表示させるところまでやってみるよ。
分かりました。お願いします!
Node.jsのDateとは
Node.jsのDateというのは、日付に関する実装を意味します。
日付に関する実装というのは、ブログを投稿する際に、投稿日時時間を2018年1月1日11:11のように投稿画面に表示する部分の実装です。
プログラミングを行う上で日付に関する実装は、ブログ投稿で考えただけでも次のように幾つか必要です。
ブログ投稿日時 ブログ更新日時 ブログ削除日時 コメント投稿日時 コメント削除日時 最新ユーザーアクセス日時
削除日時まで実装する場合は、企業向け案件において要求されることがあります。
このように、日時に関する実装は、実務でも常に必要な技術となっています。
Node.jsで日時処理を使う準備
Node.jsで日時処理を使う方法として、今回は、date-utilsを紹介します。
date-utilsをインストールする
date-utilsはnpmパッケージの1つです。
npmについての記事も参考にしてみて下さい。
date-utilsのインストールコマンド
npm install date-utils
解説
npm installでnpmのパッケージをインストールできます。
最後にパッケージ名であるdate-utilsを記載することで、date-utilsがインストールされます。
npmのインストール方法についても必要に応じて参考にしてみてください。
まずはdate-utilsの用意だね。
npm installで、パッケージをインストールすればいいんですね。
次にjsファイルをひとつ作成し、そこに以下のコードを入力しよう。それからコマンドプロンプト(ターミナル)でそのファイルを実行するよ。
Node.jsでdate-utilsを実際に使ってみよう
date-utilsを使用して数種類の日時表示方法を行う
ソースコード
require('date-utils'); let now = new Date(); console.log(now.toFormat('YYYY年MM月DD日 HH24時MI分SS秒')); console.log(now.toFormat('YY年M月D日 H時MI分SS秒')); console.log(now.toFormat('DDD MMM DD YYYY HH24:MI:SS')); console.log(now.toFormat('M/D/YY'));
表示結果
2018年01月01日 01時48分04秒 18年1月1日 1時48分04秒 Mon Jan 01 2018 01:48:04 1/1/18
解説
1行目のrequire(‘date-utils’);では、date-utilsを呼び出し(require)ます。
requireを詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。
2行目のlet now = new Date();では、new Date()でdate-utilsの日付に関する機能を呼び出し、let nowで再代入可能な変数にだいにゅうします。
変数とは値を入れる箱のようなものです。
3行目以降のconsole.logでは、()内をコマンドプロンプトに表示する処理です。
また、now.toFormatの部分が、2行目で処理を行った日付機能の中でも、日付のフォーマットを利用するメソッドです。
メソッドとは予め決めておいた処理の塊の事です。
3行目のconsole.log(now.toFormat(‘YYYY年MM月DD日 HH24時MI分SS秒’));では、取得した日時を2018年01月01日 01時48分04秒の形で表示する実装方法です。
4行目のconsole.log(now.toFormat(‘YY年M月D日 H時MI分SS秒’));では、取得した日時を18年1月1日 1時48分04秒の形式で表示する実装方法です。
5行目のconsole.log(now.toFormat(‘DDD MMM DD YYYY HH24:MI:SS’));では、取得した日時をMon Jan 01 2018 01:48:04の形式で表示する実装方法です。
6行目のconsole.log(now.toFormat(‘M/D/YY’));では、取得した日時を1/1/18の形式で表示する実装方法です。
Node.jsでDateを扱う方法を解説しました。
日付の表示をする際に今回紹介したパッケージを活用してみてください。
Node.jsの学習サイトもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
作成したファイルを実行した結果だよ。
表記の仕方は色々ですが、すべて実行時の日付が表示されていますね。
日付を扱う場合はこのdate-utilsがとても便利なので、必要な場合はインストールしておこう。
そうですね、覚えておきます。ありがとうございました!
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