手順を分かりやすく解説!Node.jsのインストール方法
初心者向けにNode.jsのインストール方法を解説しています。Windows10を利用していますが、MacOSでも基本的には同じ手順でインストールすることができます。Node.jsを使う上でまず最初に行う作業なので、参考にしてみてください。
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今回は、Node.jsのインストール方法について解説します。
Windows10でのインストール手順を解説していますが、MacOSでも基本的な流れは同じなので、インストールする際にぜひ参考にしてみてください。
なお本記事は、TechAcademyのNode.jsオンライン講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Node.jsのインストール方法について解説しよう。
田島メンター!最初は何を用意すればいいんですか~?
インストール前に特別に用意するものはないかな。インストールを行う場所を決めておくのと、コマンドプロンプト(Macの場合はターミナル)の起動の仕方を確認しておこう。
分かりました!
Windows10にインストールする方法
まずは、ダウンロードを行います。
画像の8.9.3をクリックしてダウンロードします。
先頭の数字が偶数のバージョンを一般的には使用します。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
インストールプログラムを起動
今回は、ダウンロードしたnode-v8.9.3-64.msiをダブルクリックしてインストールプログラムを起動します。
Node.jsプログラムがコンピューター内の容量を調べるので、次の画面が出るまで暫く待つ必要があります。
NextがクリックできるようになったらNextをクリックします。
利用規約に同意します
I accept the term in the License AgreementのチェックボックスにチェックしてNextをクリックします。
インストールフォルダを選択します
標準で設定されている内容でかまわないので、インストールフォルダを選択された状態の表示画面でNextをクリックします。
カスタムインストール画面です
カスタムインストールというのは、インストールする内容を独自で決めることができます。
青く表示されている部分がNode.jsの本体プログラムです。
その下のnpmと書いてある部分はNode.jsのパッケージ管理システムです。
その下のOnline documentation shortcutsは、公式マニュアルへのショートカットです。
最後の行のAdd to PATHは環境変数に関する設定です。
一般的には、標準の状態でインストールする方が良いのでこのままNextをクリックします。
管理者としてインストールします
ここまで来たら、管理者としてインストールするInstallボタンをクリックします。
利用環境によっては管理者のパスワードを求められることがありますので、予め管理者のパスワードを知っておくか、管理者の方に近くにいてもらうとスムーズです。
インストール中画面です
次のようにインストール中の画面が表示されます。
使用しているコンピューターのスペックによってはしばらく時間がかかります。その場合は、他の作業を行わず、キーボードやマウスの操作も行わず待って頂いたほうが良いでしょう。
使用しているコンピューターのスペックが低い場合で、他の作業を行ってしまうと、インストールが失敗するだけでなく、コンピューターが一時停止してしまうこともあります。
インストール完了画面
無事にインストールが完了した場合表示される画面です。
Finishをクリックすることで、インストールが終了します。
インストールの場所はあとあと大事になるのでしっかり把握しておこう。
セットアップウィザード最初の「Next」が押せないんですが……
そういう場合はその画面の状態で待ってみよう。少し経つと選択できるようになるよ。
コマンドプロンプト(ターミナル)を起動します
Windowsメニューの隣りにある○をクリックすると入力フォームが現れます。
そこに、「c」と入力すると次のようにコマンドプロンプトという選択肢が表示されます。
このコマンドプロンプトをクリックすることでコマンドプロンプトを起動できます。
Macの方は、「ターミナル」というアプリケーションを起動しましょう。
これがコマンドプロンプトの画面です。
Node.jsのバージョンを確認します
コマンドプロンプトに以下のように入力してエンターキーを押すことでNode.jsのバージョンが表示されます。
node --version
今回はv8.9.3と表示されました。
これで、Node.jsがWindows10で動作していることが確認できました。
nodeの実行方法
コマンドプロンプトで実行
コマンド
node >
解説
1行目のnodeように、コマンドプロンプトでnodeと実行することでnodeのコマンドに移行します。
2行目の>とだけ表示されている状態がnodeのコマンド画面です。
今回は、Node.jsのインストール方法について解説しました。
Macでも同様にインストールし、ターミナルを起動することでNode.jsがきちんと動作しているか確認することができます。Node.jsを使う上でまず最初に行う作業なので、手順をしっかり理解しておきましょう。
Node.jsの学習サイトもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
バージョンを確認するコマンドなどは、今後も頻繁に使うことになるので覚えておこう。
インストールプログラムを実行して、コマンドプロンプトでバージョン確認や実行を行うんですね。
そうだね。また、nodeコマンドで開始したときはCtrl+cを2回実行すると終了することができるよ。
覚えておきます。ありがとうございました!
この記事を監修してくれた方
中本賢吾(なかもとけんご) 開発実績:PHPフレームワークによるフランチャイズ企業向け会員制SNS。Shopifyによる海外進出用大規模ネットショップ構築。Vue.jsによる金融機関向け内部アプリ。AWSやLinuxハウジングサーバーでの環境構築。人工知能を利用した画像判別システム。小売チェーン店舗用スマホアプリ。Wordpressによる不動産チェーン店向け賃貸・売買仲介システム。基幹システム移管用データコンバートシステム。
小学生がUnityでオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース、NHK Whyプログラミング入賞、全国Programing Festival入賞、中学生がノーコードでSNS型PWAアプリリリースなど、ボランティアプログラミング教育活動行っている。 |
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