Node.jsのPath(パス)を確認する方法【初心者向け】
初心者向けにNode.jsでPath(パス)を確認する方法について解説しています。node_modulesのPATHを確認・変更するコマンドを実際に書いているので、自身の環境でも実行してみましょう。Node.jsを学習する上で必要な知識になります。
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今回はNODE_PATHについて解説します。
Node.jsでPathを確認する方法について説明しているので、コマンドを入力して結果を確認してみましょう。Windowsではコマンドプロンプト、Macではターミナルを使用します。
なお本記事は、TechAcademyのNode.jsオンライン講座の内容をもとに作成しています。
今回はNode.jsでPATHの設定を行う方法を見てみようか。
田島メンター!最初は何をすればいいんですか~?
まずはnpmのPATHを確認してみよう。それからnode_modulesのPATHを確認・変更する方法を紹介するよ。
分かりました。お願いします!
NODE_PATHとは
NODE_PATHとは、Node.jsの環境変数です。 環境変数とはOSでNode.jsを使用する上での最も基本的な設定値で、その重要性からシステム変数とも呼ばれます。
具体的には、どのディレクトリ(フォルダ)にNode.jsのモジュールをインストールしているかを記載しています。 NODE_PATHのPATHというのは、目的の場所の住所という意味があります。
つまり、PATHが間違っていると、目的地にたどり着けず迷子になってしまいます。 Node.jsの環境変数はenvで設定されます。
npmのPATHを確認する方法
Windows10のコマンドプロンプト(Macではターミナル)で確認
コマンド
npm bin -g
表示結果
C:Usersユーザー名AppDataRoamingnpm
解説
コマンドでnpm bin -gを実行すると、 Windows10ではC:Usersユーザー名AppDataRoamingnpmのようなディレクトリがNode.jsインストール時に自動的に設定されます。
Node.jsのインストール方法についても合わせて参考にしてみて下さい。
npm binコマンドを実行してみよう。どうなったかな?
npmフォルダの場所が表示されました!
これらのフォルダはNode.jsのインストール時に自動で生成されているんだ。次はnode_modulesのPATHを変更する方法を見てみよう。
node_modulesのPATHを確認・変更
nodeコマンドでglobal module pathsを実行
nodeコマンド
> global.module.paths
node表示結果
解説
コマンドプロンプトでnodeと実行することでnodeコマンド画面を示す>が行頭に表示されます。
この状態で、> global.module.pathsを実行すると、表示結果のような表示になります。
nodeコマンドでnode_modules2を追加
コマンドプロンプト追加コマンド
set NODE_PATH=C:UsersaAppDataRoamingnpmnode_modules2
node表示コマンド
> global.module.paths
node表示結果
解説
表示結果の7行目にC:UsersaAppDataRoamingnpmnode_modules2が追加されました。
NODE_PATHが適切でない場合
コマンドプロンプトでのエラー表示例
node index.jp > var date = require('date') Error: Cannot find module 'date' at Function._resolveFilename (index.js:332:11)
解説
index.jsを実行した際にNODE_PATHが正確に設定されていない場合、node_modulesへのパスが通っていないため、表示例の様にエラーが表示されます。
以上、今回はNode.jsのpathについて解説しました。
Node.jsの学習サイトもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
PATHの確認方法と、変更の方法を解説したよ。
もう一度一覧を表示させると、追加されたのが確認できますね。
パスの設定が間違っていると、プログラムは動かないので注意して操作しよう。
気をつけます。ありがとうございました!
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