パッケージの一覧を表示!npm listの使い方【初心者向け】
初心者向けにnpm listの使い方について解説しています。このコマンドは、インストール済みのパッケージの一覧を表示することができます。実際にコマンドを打ってどんな表示になるのか説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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今回は、npm listについて解説します。
npmでインストール済みのパッケージの一覧を表示して確認したい場合に参考にしてみて下さい。
なお本記事は、TechAcademyのNode.jsオンライン講座の内容をもとに作成しています。
ここではnpm listの使い方と、その見方について解説するよ。これもよく使うことになるので覚えておこう。
田島メンター!npm listは何をするんですか~?
これはインストールされたパッケージを一覧するコマンドなんだ。まずはヘルプを見てみよう。
分かりました!
npm listとは
インストール済みパッケージ一覧を表示
npm listとは、npmコマンドの1つで、npmを使用してインストールしたパッケージの一覧を取得し表示することができます。
実務でもチーム開発を行う際に現在インストール済みパッケージを確認して、環境を整える際に利用します。
npmとはについての記事も参考にしてみて下さい。
npm listの使い方
npmのlistにはいくつかの使い方があります。
npm listのヘルプを見る
コマンド
npm --help list
表示結果
解説
npm –help listというコマンドを実行するとlistの使い方に関するヘルプが表示されます。
ヘルプの結果はnpm listと同じ結果を表示するコマンドは次の3つであることがわかります。
npm ls npm la npm ll
個人的にはnpm listではなく、npm lsで使用されることが多いと感じます。
npm lsを使うとパッケージの名前を一覧できるだけでなく、それぞれのバージョン情報や構造も確認することができるんだ。
npm listとnpm lsは同じものということですね。
そうだね。次は実際にコマンドを入力して、どのように画面に表示されるか確認してみよう。
npm listを実際に使ってみよう
npm自体のバージョン表示
コマンド
npm list npm ls
表示結果
解説
npm lsと入力することで、作業中環境にインストール済みのパッケージ一覧が表示されます。
今回の表示結果では一部しか表示していませんが、環境によっては大量に表示がでます。
ここで注意する点ですが、例えば上から3つ目にexpressと表示されています。
このexpressは、Node.jsのフレームワーク「Express」です。
そして、expressのすぐしたに一段階層が下がった様な表記でbasic-authという記載があります。
この階層が下がった表記は、expressパッケージを動作させるために必要な別のパッケージを意味しています。
今回は、npm listの使い方について解説しました。
現在ご利用中のNode.js環境下でどのようなnpmパッケージがインストールされているかや、そのパッケージを動作させるためにどのような関連パッケージが必要かを確認する際に参考にしてみてください。
npm lsを実行してみよう。どうなったかな?
たくさんのパッケージ名が表示されましたね。Expressはインストールしたのを覚えてますが、その下は見たことがないものばっかりです。
これらはExpressのサブパッケージになるんだ。もし大元のパッケージだけ表示させたい場合は、npm ls –depth=0と入力するといいよ。
併せて覚えておきます。ありがとうございました!
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この記事を監修してくれた方
中本賢吾(なかもとけんご) 開発実績:PHPフレームワークを利用した会員制SNS・ネットショップ構築、AWSや専用サーバー下でLinuxを使用したセキュアな環境構築、人工知能を利用したシステム開発、店舗検索スマホアプリ開発など。 その他にも地域の職業プログラマー育成活動を行い、2018年には小学生がUnityで開発したオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース。ゲームで遊ぶより作ろうぜ!を合言葉に、小学生でも起業できる技術力を育成可能で有ることを証明し続けている。 |