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【現役エンジニアが語る!】チーム開発の極意とは!dots.Conference Spring 2016イベントレポート

2/24(水)~3/1(火)の間、イベント&コミュニティスペースdots.にて、dots. Conference Spring 2016が開催されています。「チーム開発を支える技術」では、以下の登壇者の方々に会場からの質問を元にパネルディスカッションをしていただきました。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

2/24(水)~3/1(火)の間、イベント&コミュニティスペースdots.にて、dots. Conference Spring 2016が開催されました。

TechAcademy magazineでは、記事としてdots. Conferenceのイベントレポートを発信していますので、ぜひご覧ください。

「チーム開発を支える技術」では、以下の登壇者の方々が会場からの質問を元にパネルディスカッションを行いました。

ランサーズ株式会社 CTO 横井 聡 氏

Connehito株式会社 CTO 島田 達朗 氏

Kaizen Platform Inc. Co-founder & CTO 石橋 利真 氏

株式会社ニューズピックス エンジニア 松原 孝司 氏

 

Q. 質問しやすくなりすぎると、困ったら何でもエンジニアに相談するということになると思うんですが、どうやってバランスを取っていますか?

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石橋 氏:技術相談窓口というものを設置していて、エンジニアが毎日担当で入れ替わるような形をとっています。基本は誰かが質問したらその人が答えるという仕組みにしていますね。

 

横井 氏:こういうフローで質問してくださいという風にすると人間関係が阻害されてしまいそうなので、個人個人の信頼関係で各々やってもらっています。

 

松原 氏:今は特定の人に負荷がかかっているような気がします。質問しやすいって思われてる人に集中しちゃって、その人も性格が良いので何でも答えるという雰囲気ですね。

 

Q. 組織の階層やヒエラルキーなどは作っていますか?

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島田 氏:今はエンジニア全員でも6人という人数なので、特に階層などはないですね。今後人が増えても部門で分けるだけで、階層はないと思っています。

 

横井 氏:現在エンジニア14名、デザイナー4名でやっているんですが、チームリーダーという役割が出来てから変わった感じがしますね。今後については、ちょっとまだ考えてないですね。

 

Q. 社内で使うツールはどうやって選定していますか?

 

横井 氏:予算の中であればその予算で使うという感じですね。ただ、自分の好きなツールを使いたい人もいれば社内で統一して使いたいという人もいるので、そこは考える必要があると思ってます。

タスク管理も最初Redmineを使っていたんですけど、その後Wrikeを使って、今はGoogle Driveにまとめたりしていますからね。

スプレッドシートで良いのは、エンジニア以外の人でも使いやすいところですかね。

 

島田 氏:スプレッドシートは便利ですよね。Google Apps Scriptで連携できたりするので。

うちでは、エンジニアの一人が使ってみて便利だったら全体で使おうみたいな感じで選んでますね。

 

松原 氏:今はJIRAを使っています。これがベストだとは思っていないですけど、いろいろ使っていく中で決めているような感じです。

 

石橋 氏:高価なツールはみんなで決めるようにしています。

このツールの選定というのはエンジニア基準で行うべきだと思いますね。以前は管理部門が選定していたんですが、どれを使うかということで争いが生まれたのでエンジニアが権限を持つことが大事だと思います。

 

Q. エンジニアの採用手法、採用基準はどうされていますか?

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石橋 氏:初期のころは直接会って口説いてました。相手一人に対して社員全員で行くみたいなこともありましたね。最近では紹介会社からでも優秀な人が入ってくれたりしていますよ。

 

松原 氏:自分でどんどんやっていくような人を採用したいですね。自分もまだ入って半年くらいなんですけど、みんな本当に優秀だなと感じます。

 

島田 氏:今まではほとんど紹介での採用ですね。イケてる人の周りにはイケてる人がいるので、そのイケてる人に紹介してもらったりしています。

採用基準については、お互いに高め合えるかどうかですね。人が入るたびにモチベーションがどんどん高くなるような組織が理想だと思うので。

 

 

以上、「チーム開発を支える技術」でのパネルディスカッションでした。

エンジニアはもちろん、営業や企画の人にも役立つセッションになったのではないでしょうか。