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Scratch(スクラッチ)で気軽にはじめる子ども向けプログラミング

スクラッチ(Scratch)は難しいコードを書かずにプログラミングができるので、小学生が初めて取り組む入門として最適な教材です。スクラッチの特徴や勉強方法といった基本からロボットやドローンを使った応用まで詳しく解説いたします。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

プログラミング教育に使われるScratch(スクラッチ)について解説します。

Scratch(スクラッチ)の概要やメリットについて詳しくみていきましょう。

 

目次

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Scratch(スクラッチ)とは

Scratch(スクラッチ)は、アメリカの名門大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)で誕生した子供向けのプログラミング言語です。

子供のエンジニア教育向けに開発されたものであるため、利用にあたっての難易度は低いといえます。

また、それでいて様々な用途に活用できるのが特徴です。

今や全世界で150を超える国や地域で利用されており、未来のプログラマーを育成するためのツールとして定着しつつあります。

 

 

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スクラッチの特徴/メリット

2006年に登場して以来、度重なるアップデートによって使いやすさの追求が行われてきたスクラッチの魅力は多岐に渡ります。

 

直感的にプログラムを組める

例えば、スクラッチは通常のプログラミング言語に比べてはるかに感覚的なコーディングが可能になっている点です。

一般的なプログラミングは、ご想像の通り複雑なコードをキーボードで直接入力しながら組み上げていきます。

一文字でも間違えてしまうと、正常な動作をしてくれないということもあり、非常にシビアな入力作業が問われるのが難しいところです。

 

しかし、スクラッチは、ビジュアルコーディングと呼ばれる技術を採用し、子供でも楽で丁寧なコーディングが可能です。

ビジュアルコーディングは、あらかじめコードがブロック状にテンプレートで用意されており、マウス操作でコードを積み重ねていくことで、コーディングが行えるようになるものです。

キーボード操作に慣れていない、小さいうちからプログラミングのエッセンスを楽しく学べるため、スムーズな学習を支援してくれます。

 

開発環境の構築は不要

スクラッチはプログラミングに当たって特別なソフトウェアなどをインストールする必要はなく、普段から利用しているインターネットブラウザ上で動作するのも嬉しいところです。

プログラミングを始めるに当たって、専用のエディタや統合開発環境をインストールしなければならないことは日常茶飯事です。

しかし、スクラッチを使えば、会員登録さえすればすぐにプログラミングを始められるため、思い立った時にすぐ体験できるハードルの低さを備えているといえるでしょう。

 

無料で勉強できる

高い機能性を備えておきながら無料で利用することができるという点です。

プログラミングの楽しみを味わえるだけでなく、スクラッチの公式サイトにはチュートリアルも充実しているため、専用のレクチャーも自由に受けることができます。

コンテンツの日本語化も進んでいるので、言語的な問題を抱えることもなく、ハイレベルなプログラミング教育をご家庭で気軽に体験することが可能なのです。

 

スクラッチでできること

スクラッチを使って制作できるものや体験できることは非常に豊富です。

音楽や簡単なゲーム作り

スクラッチでできることとして、音楽制作やゲーム作りはその代表例です。

楽器やテンポを設定し、うまく音楽を奏でるよう音を配置していくことで、作曲活動に勤しむことができます。

あるいは、豊かなアニメーションで動くゲームを作成し、ハイスコアを競うようなゲームを作ることも可能です。

ゲームや音楽制作を通じて、作って楽しいだけでなく、誰かに遊んでもらったり、聞いてもらったりすることの喜びを味わうことも可能になるでしょう。

 

ロボットを動かす

プログラミングならではの体験である、ロボットをコントロールすることもスクラッチでは可能です。

ラジコンとは違い、プログラミングでロボットを動かす最大の魅力は、自分でロボットをどう動かすかを好きなように制御できる点です。

コントローラーで遊ぶ以上に、自分が設計した通りにロボットが動作する様子は、製作者に大きな感動をもたらしてくれるでしょう。

 

レゴの模型を動かす

ブロックトイの金字塔とも言えるLEGO(レゴ)も、スクラッチを使って遊ぶことが可能です。

レゴが教育用として展開している「レゴ® WeDo2.0」は、小学生向けのプログラミングを学ぶために誕生したキットです。

スクラッチを使ってレゴをコントロールすることができるよう設計されているので、モーションセンサーのような高度な技術をレゴとスクラッチで開発することができます。

 

 

Tello(ドローン)を操作する

教育用のトイドローンとして開発されたTello(テッロ)は、スクラッチを使って機体を制御可能です。

Telloは家庭内でも飛行させることができるほど小型のドローンでもあるので、安全・簡単にドローンに触れることができます。

 

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スクラッチを使ってみよう

スクラッチの優れた利点は、実際に体験してみることでより理解が深まるでしょう。

スクラッチの始め方は非常に簡単です。

まずは、公式サイトへ移動します。

そしてページ上部の「参加する」をクリックすると、アカウント開設の手引きが始まるので、案内に沿って必要項目を入力していきましょう。

ひとまず基本機能を使って、早く体験してみたいという方は、「作ってみよう」をクリックすることですぐにエディターへ移動することができます。

チュートリアルも充実しているので、色々と試してみるのがオススメです。

 

スクラッチの勉強方法

続いては、スクラッチを継続的に学習する上でのポイントです。

スクラッチの入門書で勉強する

1つ目は本を使って勉強する方法です。

メリット:自分に合った教材を見つけやすい/費用が安い

スクラッチは子供向けのプログラミング教材であるため、プログラミングを全く知らない子供や大人でも理解できるほど平易な文章で書かれている教本も多いものです。

そして、一冊買えばある程度のことは理解することができるほど網羅的なものも増えているので、結果的なコストパフォーマンスに優れているのも嬉しいところです。

 

デメリット:選ぶのが大変/わからないことを聞くことができない

スクラッチの学習書は何冊も出ているため、お気に入りの一冊を選ぶのが難しい点はネックです。

子供と一緒に本屋へ行き、中身を見ながら相性が良さそうな本を探し出しましょう。

また、学習本ではわからないことがあった時に自力で解決策を見出さなければいけないため、学習に時間がかかるのも難点です。

サクサクと学習を進めていきたい場合には、あまり向かない方法であることは押さえておきましょう。

 

スクラッチの勉強におすすめの本

現在出版されているスクラッチの教本の中から、三冊ほどオススメもご紹介しておきます。

(全レッスン動画解説付き)できるたのしくやりきるScratch3子どもプログラミング入門

こちらは単に機能を紹介するだけでなく、「なぜそうなるのか」という仕組みの解説からプログラミングの解説を行うので、理解を深めていくのに最適な一冊です。

動画付きで解説が進められていくため、サクサク学びを進めることも可能です。

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親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑 【Scratch 3.0対応版】

オールカラーで全ての漢字にルビが振られているので、低学年の子供でも気軽に参照することができる、頼もしい一冊に仕上がっています。

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作って学ぶScratchドリル (O’REILLY KIDS)

こちらはプログラミング学習ではおなじみのオライリーから出版されている教本で、ドリル形式で学習を進めていくことができます。

スクラッチの使い方よりも、スクラッチを利用してどんどん課題をこなして力をつけたいという人にはうってつけの一冊です。

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オンライン教材(ソフト)で勉強する

2つ目がオンライン教材を用いた勉強です。

メリット:成果物の動きをイメージしながらできる/必要(使える)な部分だけを掻い摘んで勉強できる

オンライン教材は実際に動的な映像や成果物を確認しながら学習ができるため、完成イメージを持ちやすいのが特徴です。

自分で学びたいカリキュラムだけをこなし、継続的な学習ができるのもポイントとなっています。

 

デメリット:体系的に学ぶのは難しい/検索力が必要

適切なカリキュラムに則って自発的に学習しなければ、スクラッチをフル活用する技術が身につかない点は気をつけておきましょう。

正しく自分に必要な技術を調べ、学び取ろうとする意欲が重要になります。

 

スクラッチの勉強におすすめのオンライン教材(ソフト)

スクラッチ学習に最適なオンライン教材を挙げるとすれば、1つ目はやはり公式サイトの教材でしょう。

公式が監修している教材ということもあり、その種類は豊富で、動画での解説など、非常に丁寧な点は嬉しいところです。

公式サイト:https://scratch.mit.edu/explore/projects/all

 

Why!?プログラミング

非公式ながらも、まるで公式のようにわかりやすいことが特徴的なのは、NHKの「Why!?プログラミング」で公開されている動画です。

テレビ番組らしい、大げさなアクションと映像で具体的にプログラミングのチュートリアルを受けられるので、サクサクと学習をすすめられます。

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/school/sougou/programming/

 

ドットインストール

「ドットインストール」という大人向けの学習サイトも有効です。

こちらでは一般的なプログラミング言語に加え、スクラッチの講座も開講されており、無料で全編を視聴できます。

終わる頃には、スクラッチについての体系的な理解が進んでいることでしょう。

公式サイト:https://dotinstall.com/lessons/basic_scratch_v3

 

プログラミング教室で勉強する

3つ目の方法は、プログラミング教室での学習です。

メリット:わからないことがすぐ解決できる/体系的に勉強できる

プログラミング教室の最大のメリットは、わからないことがあればすぐ講師に質問できるところにあります。

プログラミングに触れて間もない頃から、手取り足取りから教えてもらうことができるので、飽きずに続けることが可能です。

教室ではカリキュラムに沿って指導が行われるので、体系的な知識を身につける上でも有効です。

 

デメリット:費用が高い/エリアが限られている

プログラミング教室は上記2つの方法に比べて授業料など、費用がかさむ傾向にある点は注意しておきましょう。

また、教室によって授業のクオリティはまちまちで、開講されているエリアも限られているので、地域差が大きいところは致し方のないところでもあります。

 

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スクラッチの勉強におすすめのプログラミング教室

ここでは、スクラッチの勉強におすすめできるプログラミング教室をみていきましょう。

TechAcademy ジュニア

こども向けのプログラミング教室を気軽に体験させてあげたい、という保護者の方には「TechAcademy ジュニア」をおすすめします。

プログラミング学習体験や授業体験など、全て無料でお試し受講することができるため、プログラミング教室が初めてという方には足を運びやすいのが特徴です。

自宅からオンラインでの参加も可能なため、近くに教室がない、新型コロナの影響を考えて人のいる場所は避けたいという場合にも嬉しい仕組みです。

公式サイト:https://junior.techacademy.jp/lp/top

 

ヒューマンアカデミー

スクラッチ向けの授業を開講しているスクールとしては、ヒューマンアカデミーが開講している「こどもプログラミング教室」が挙げられます。

全国的なシェアを誇るロボット教室の展開や、実際に手を使って自分の力で考え、解決していくことを目的としたカリキュラムが、その人気の高さの秘訣です。

公式サイト:https://kids.athuman.com/programming/

 

LITALICOワンダー

ITxものづくりを掲げている「LITALICOワンダー」もスクラッチ教室が開かれているスクールです。

子供の創造力を最大限発揮するための技術と発想力を養ってもらうことができるカリキュラムが特徴で、無料体験プランも充実しています。

公式サイト:https://wonder.litalico.jp/

子供にスクラッチを勉強させる際のポイント/注意点

スクラッチは無料で優れたプログラミング能力を養える魅力的なサービスです。

しかし、効果的な勉強方法をしっかりと意識しておくことも大切です。

 

無理強いはさせない

子供が遊びたくないと思っている場合、無理やりスクラッチを触らせていても成長は期待できません。

そんな時は下記のようにプログラミングに興味が持てるように、好奇心を育ませることが重要です。

  • パソコンでゲームを遊ばせる
  • 一緒にロボットを作る
  • 科学館へ行く

 

親も一緒に勉強をする

子供だけ勉強しておきながら、親はプログラミングに無頓着というのも良い環境とはいえません。

子供は親の背中を見ながら成長するもので、実によく観察しています。

第一、せっかくプログラミングで成果物が出来たのにも関わらず、親がその価値を理解してくれないということでは、子供にとっても作りがいがありません。

ともにプログラミングを学ぶ姿勢を大切にし、一緒に理解を深めていきましょう。

 

プログラミングスキルは遊びの延長戦と考える

プログラミングがどれだけ将来役立つ技術であったとしても、それは子供にとっては重要なことではありません。

彼らにとって大切なのは、プログラミングが楽しいかどうかです。遊びのように楽しく学べるからこそ、プログラミングの技術を効率よく学ぶことができます。

頭ごなしにプログラミングの大切さを訴えるのではなく、いかにプログラミングが楽しい遊びであるのかを伝えていくようにしましょう。

 

まとめ

スクラッチは、これまで何回とされてきたプログラミング技術を子供向けにわかりやすく、楽しく学習できるよう設計されたサービスです。

最近では教本や学習サービスも充実しているため、ユーザーに合わせた学習も自由に選ぶことができるようになっています。

積極的に活用し、子供たちの有意義な学習へとつなげていきましょう。

 

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