【合否を分ける!】転職の面接におけるベストな自己PRとは
転職活動の面接を受ける中で必ず質問される項目として自己PRがあるかと思います。ビジネス職であれ、エンジニア職であれ自己PRは合否を分けるポイントとなります。自分の経験をどう伝えれば良いのか、参考になるはずです。
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面接であなたのことを一番よく知ってもらうことが出来るのが「自己PR」だと思います。
どんなに実力や能力がある方でも、アピールすることが出来なければ、その実力や能力は面接官の方には伝わりません。
今回は、そんな自己PRの良い例と悪い例を職種別で紹介していきます。
面接時の相談聞いてもらってもいいですか?
はい、なんでしょう?
面接の時って必ず今までの経験などを自己PRすると思うんですけど、どう伝えれば良いか分からなくて・・・。
相手がなんでその質問をしてるか考えたことはありますか?
んー、イマイチよく分からないです・・・。
相手がなぜその質問をしているか分かれば、自己PRで伝えるべき内容も分かってくると思いますよ!
職種に分けて詳しく解説していきますね!
採用担当者が自己PRをさせる理由
採用担当者が自己PRをしてもらう時間を設ける背景には、いくつかの意図があるはずです。一般的に採用側が見ているポイントは主に2つあります。
- これまでの経験による現在のスキル
- 社内で活躍できるかどうか
自己PRでは、これまでの仕事の中でどんな成果を出したのか、どんなスキルを身につけたのか話すかと思います。
採用担当者は、過去の実績を聞いて、営業職であれば会社の事業をより成長させられるか、技術職であれば、希望しているポジションでスキルが活かせるかを見ています。
加えて、働く姿勢・働き方についても採用担当者は見ています。
同じ営業部でも会社によって雰囲気が全く違います。体育会系な雰囲気の会社、働くスタイルは個人に任せる会社など様々あります。
自己PRをする中で、これまでどんな姿勢で仕事に取り組んできたのかを採用担当者はチェックしています。
以下では、ビジネス職(営業・マーケティング)とエンジニア・デザイナー職に分けてどんなポイントを自己PRで話せば良いのかまとめています。
ビジネス職向け
~営業職~
営業職に転職を目指している方は基本的に自分を売り込むことは、上手な方が多いと思います。
ですので今まで自身がどのようなものを扱ってきたか、や過去の実績などをしっかりアピールや扱ってきた商品や商材などを話すことが出来れば問題はないと思います。
また、表彰された経歴などをお持ちの場合も自己紹介の際にアピールするとよいでしょう。その際に、どのような努力をして表彰や受賞があったのかを失敗談なども交えながら話すことが出来れば尚よいでしょう。
面接官は成功体験にあまり興味は示しません。それよりも失敗からどのようなことを学んで活かしているのかに興味を持ちます。
また、過去に自身が扱ってきた商材をわかりやすく説明が出来ると面接官の方も好印象を抱くことが多いです。
例えば広告代理店の営業をされていた方なら
求人広告の記事の内容によって同じ条件でも全く違う結果になるなどを学び、 クライアント様の立場になってむやみに高い商材を売るのではなく、 予算感に合った提案をすることによって、継続的に受注を行うことが出来、結果として●●で表彰をされました。
などの販売していた商材から学んだことなども面接時には積極的にアピールすることが大切だと思います。
~マーケティング職~
市場価値を生み出す仕事であるゆえに、様々な知識や流行に敏感であるこことを面接官は求めていることが多いでしょう。そのため、特定の分野に秀でていることよりは様々な知識や分野での活躍をしているなどのアピールポイントが欲しいところです。
未経験の方でこの職種を目指すのであれば、今まで自分が行ってきたことやこれから興味のあることを伝えれるように準備しておきましょう。
未経験の方にとってはこの職業に就くのは決して簡単ではありませんが、今までこの職種を経験していないからこそ、一番ユーザーの目線に近いと考えている面接官もいます。
自己紹介の際には、そういったこともアピールすることによって印象は大きく変わってくると思います。
エンジニア・デザイナー向け
クライアント向けの事業であればポートフォリオなどの実際に提案を行うような自己PRを行えば問題ないです。これまでの開発経験(どんなプロジェクトをどれくらいの期間で行ったのか)アピールしましょう。
エンジニアやデザイナーの採用に関しては、「技術力×コミュニケーション能力×開発スピード」を重視している企業が多いので、どこが自分の強みになるのか把握しておくと良いでしょう。
自社サービスであれば様々なアイディアや改善点などを見つける目を特に大切に見ているので、失礼のない程度に企業の効率化や改善点などを伝えることでアピールになると思います。
実際に作成したものを見てもらうのが一番の評価につながりやすいと言えます。
これだけはやってはいけないNG回答
自慢話ばかり
自分の良いところをアピールしようと過去の自分の成果などを一生懸命アピールする方が多いのですが、面接官はこの自己アピールでは、あまり成功事例については興味を持っていないと思った方が良いでしょう。
あくまで求職者の成功事例は他社での成功事例であり、面接に来ている企業にとって必ずしも有益なものとは限りませんし、面接官の方が成功事例に対しての重きの置き方が違っていたりします。
しかし、失敗事例に関してはそこから学んだことや活かされたことなどは、企業にとってもわかりやすいものであり、人柄としても良い印象を持たれやすいでしょう。
また、あまりに実績や成果などを話していると「なぜ前の企業はそこまで成果を上げている社員を評価しなかった(手放した)のだろう」と疑問に感じる面接官もいます。実際にあまりにそういった話ばかりをする方には評価をされない理由があるのではないか、と感じる方もいると思います。
専門用語でしか話せない
これはマーケティングやデザイナーにありがちなのですが、前職が知識のある人と話をする機会が多い職場環境だった場合、知識のない人と話をすることに慣れていない場合にどう説明していいかわからなくなってしまうことです。
せっかくに自己アピールのはずが、ここで詰まってしまうと挽回するのはかなり難しくなります。
もちろん専門的な回答を求められることもありますが、基本的には知識のまったくない素人に話をしてもわかるような自己PRを考えておいた方が良いと思います。
まとめ
営業、マーケティング、エンジニア・デザイナーと各職種ごとにどんなポイントを自己PRで伝えれば良いのかまとめました。
採用担当者が自己PRの際にどこを見ているのか知ることで、伝える内容も変わってくるはずです。
これから転職活動をしようと考えている人、なかなか面接で手応えが感じられない人はぜひ参考にしてみてください。
アピールしすぎるのも良くないんですね。
アピールするのは良いですが、「これをやりました、これだけの成果を上げました」という話だけを色々とするのは評価ポイントにはならないということですね。
そこに至るまでの過程が大事ということですか?
まさしくその通りです!
また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。
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