オーダーメイドコース
icon
icon

【転職期間を先読み!】活動開始から内定獲得までの道のり

転職をする上で、どれくらいの期間がかかるか見通しをつけることは重要です。よりスムーズにモチベーションを維持しながら転職を成功させるために、活動開始から内定まで何を考え、どんな軸で動くべきか。実際に転職活動する前にチェックしておきましょう。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

「さあ、これから転職活動を始めるぞ!」…と、そんなとき、まず気になることは「採用が決まるまでどのぐらいの期間がかかるんだろう?」ということですよね。

現在の仕事と同時進行で行なった方が良いのか、一旦辞めてから動いた方が良いのか・・・どういった行動が適正なのかわからないままスタートしてしまい、活動期間が長くなって負担やストレスが大きくなるのも考えもの。

けれど、やっぱり採用までできるだけ早く進みたい!というのが本音だと思います。

ただし、転職活動にあせりは禁物。

高いモチベーションを維持しつづけるためにも、転職活動全体の流れを理解した上で計画的にステップを踏んでいくようにしましょう。

どの段階でどういうハードルが待っているのか、ということを理解しておくと、重要な場面でもあわてることなく効率的に転職活動を進めていくことができますよ。

 

 

転職活動を始めようと思っているんですが、今後の何から進めていいのかもスケジュールもよく分からない状態なんです…。転職活動って普通どれくらいかかるものなんですか?

 

そうですね、人によって異なりますが、2~4ヶ月が一般的ではないでしょうか。

 

 

えぇ…そんなにかかるんですか?

 

 

もちろん、応募職種/業界によって転職活動にかかる時間は様々ですから、あくまでも目安です。一般論に振り回されず、自分にあった転職活動の進め方を考えることから始めてみませんか?

 

 

自分にあった転職活動の進め方があるんですか?

 


もちろんです!まずは、一般的な転職活動の流れを理解した上で、転職を成功させている人はどういう形をとっているのかを見ていきましょう!

 

 

目次

 

転職活動の期間

一般的な転職活動にかかる期間は2~4ヶ月といったところが相場です。

人によってかかる期間に幅がある理由は、以下の2つに関して人それぞれとるべき戦略に違いがあるからです。

  • 転職活動のゴールをどこに置くか?
  • 転職活動を短く済ませるか、じっくり探すか

以下では、これら2つのポイントについて具体的に解説させていただきます。

 

転職活動のゴールをどこに置くか?

転職活動をこれから始めるという方は、まずはゴールを内定獲得にするのか、
あるいは入社にするのかを決めましょう。

「内定」と「入社」の間に人によってはタイムラグが生じます。
早く次の会社を決めたいのか、早く次の会社に入社したいのか、あなたはどちらでしょう?

ゴールの設定は人それぞれですが、一般的には内定を目標に動かれる方が多いのが実情です。ここは成果のイメージの問題ですので、自分がここだ!と思ったところに設定しましょう。

 

在籍したまま転職活動を行うか、退職してから行うか

現在の会社に在籍したまま転職活動を行うのか、あるいは退職してから転職活動を行うかは様々なメリットデメリットがあり、活動期間や指針が異なってくるポイントですね。

現在の勤務先に在籍したまま転職活動を行う場合は、キャリアを断続させずに次の職場に移ることができるというメリットがありますし、収入を途絶えさせるリスクを避けることもできます。
一方で、普段の業務と転職活動を同時進行で進めなくてはならない分、負担も大きくなるというデメリットがあります。

 

また、現職を退職してから活動する場合は企業をじっくりみて準備する時間はもちろん、面接日程の調整などもスムーズに行え、素早い行動が可能となるでしょう。一方で収入がなくなってしまうため、生活する上でのリスクは当然出ますし、なかなか決まらない場合はブランクができてしまいます。

いずれも一長一短ですので、検討軸としては現職で活動の時間が取れるか、生活費などの費用面は問題ないかを考えておきましょう。

 

転職活動を短く済ませるか、じっくり探すか

とにかく内定をもらうことを重要視して転職活動をスピーディに行うか、あるいは希望の仕事が見つかるまじっくりと時間をかけるかも重要なポイントです。

職場の良し悪しは実際に入社してみないと分からない部分も多いため、現在の状況が指針となるでしょう。

現職企業に大きな不満がある場合など、一刻も早く転職先企業にて働き始めたい場合は、ある程度満足できる求人条件なのであればとにかく内定を承諾してみるというのも一つの考え方です。

一方で、一社一社じっくりと検討しながら面接を重ねていくのであれば当然時間がかかります。

希望の職種や職場環境というのは転職活動を進めていく中で明確になってくる側面もあるので、ある程度は「走りながら考える」という姿勢を持つことも大切と言えます。

 

現時点で希望職種のしぼり込みができているかも重要

希望する職種や企業のしぼりこみがどの程度できているかによっても活動にかかる時間は変わってきます。転職を考える以上、何らかの形で今の職場に不満があることは間違い無いですよね。

まずは、現状不満を感じている部分を箇条書きにしてみて、次の職場に求める条件を自分の中で明確にすることから始めてみると良いでしょう。現時点で次にやりたいことがある程度決まっているのであれば応募する求人の的をしぼって転職活動を行うことができますから、かかる期間も最小限にすることができますよ。

 

[PR] 生成AIを実務で使うコミュニティがなんと0円!

準備期間:書類作成のポイント

おおよそのゴール設定と応募先企業選定のスタンスを決めたら、いよいよ書類作成(履歴書や職務経歴書の作成)にとりかかりましょう。

転職活動の書類作成で押さえて置くべきことは、新卒者として就職活動を行なった時とは作成するべき書類の内容が全く違うということです。新卒者の場合はまだ実務経験がないため、就職活動では何よりも「自分はどういう人間なのか」ということを説明することが大切でした。

一方で、転職活動では「これまでに自分はどういう経験を積んできたのか、それらの経験が応募先の企業の仕事でどう役に立つのか」ということをアピールすることが大切になります。

 

職務経歴書作成のポイントは「あれもこれも書かないこと」

職務経歴書を作成するときのポイントとしては、「あれもこれも書こうとしない」ということです。

アピールできるような職務経験のエピソードが3つある場合であれば、その中から特に相手に響きそうな1つを選んで経歴書の記入欄を埋めるようにしましょう。採用担当者が知りたいことは、あなたの仕事に取り組むときの考え方や、トラブルや課題に見舞われたときにどのように対処をするタイプの人間なのか?ということです。

過去に仕事をする上で経験したトラブルやアクシデントの内容や、それに対処するためにあなたがとった対処方法について、採用担当者が追体験できるように具体的かつ詳細に書くことが大切です。

 

 

なるほど。自分にあった転職活動ってそういうことなんですね。

 

 

そうです。転職活動は次のキャリアにつながる重要なターニングポイントです。
「一般的にこうだから」ではなく、自分に合ったスケジュールと戦略を考えることが大切です。

 

わかりました!書類の書き方についても理解できましたのでさっそく作成してみます。書類の作成が済んだら、次は何をしたら良いんですか?

 

次は求人応募のステップにうつりましょう!イメージがつきやすいようにしっかりと解説させていただきますね。

 

 

よろしくお願いします!

 

 

情報収集から応募まで

求人に応募するときには、「とにかく片っ端から申し込んでいく…」というやり方は非効率なのでNGです。

応募する求人は「自分が新しい企業でやりたいこと、勤務先に求めること」から具体的にしぼりこんでいくことが大切です。求人をしぼりこむためには、次の3つを明確にしておくと作業が進めやすくなりますよ。

  1. 軸を決める:応募する仕事や分野を決める
  2. 勤務先に求める優先順位
  3. 候補とする企業の事業内容

今回はこの3つに絞ってお伝えします。

 

1.軸を決める:応募する仕事や分野を決める

最初のステップとして、応募する仕事や分野をしぼりこむことから始めましょう。つまり仕事や分野=軸となるわけです。

具体的にはあなたが新しい職場で担当したい業務内容(営業、経理、マーケティング…など)や、働いてみたい業界分野を決める作業になります。

現在の年収以上を得られることを条件とした場合には、基本的には今の仕事や分野の延長で考えることになりますが、場合によっては未知の領域であっても自分の実務経験を活かせる可能性があります。

 

例えば、これまで経理や財務の仕事をしてきたという人はコンサルティングの仕事でもニーズがあるかもしれませんし、Webデザイナーとして働いてきた経験はWebディレクションなどの分野で活きてくるはずです。

その際は、あなたが今いる職場をあえて離れて、新しい世界に移りたいと思った理由はなんなのか。この点を明確にしておきましょう。面接で志望動機を伝える時にも役に立ちます。

 

2.勤務先に求める優先順位(時間、場所、給与など)

新しい勤務先に求める勤務条件についても優先順位を決めておきましょう。これは、実際に同じような仕事内容や規模感の企業と出会った時、最終的な判断を下す材料となります。また、条件に応じて働き方なども大きく変わってくるものです。

例えば、給与額が高いところは就業時間が長い、自宅から近い場所にある会社だけど給与がイマイチ…などと、メリットデメリットのある求人が普通ですので、すべての希望条件を満たすような求人というのはなかなかないものです。

「どの条件なら多少は我慢できるのか、あるいは絶対に譲れないのか」ということを具体的な求人情報をみる前に明確にしておくと、求人情報を客観的に評価できるようになります。ここでも「現在の職場に対して不満に感じていること」をまずは列挙してみると、自分が職場に対して求めていることの順序がはっきりしてくるはずですよ。

 

3.候補とする企業の事業内容

応募先の企業を決める時には、希望する仕事内容(前述1)や、自分の求める給与などの条件(前述2)に合致するかどうか?だけではなく、候補に上がった企業がどのような事業を行っているのかということもリサーチしておきましょう。

どんな企業にも企業理念や、求める人材像というものがあるため、自分がイメージしている仕事風景にマッチするかどうかもチェックしておくと良いですね。(これは企業のホームページなどをみると確認できます。)

企業風土には経営者の人格や創業者のポリシーが大きな影響を与えるものです。一般消費者向けの店舗などがある企業であれば、実際にお店に出向いて働いている人たちの様子を確認してみることもおすすめです。

その中で、仕事のイメージや希望の事業内容と合致する企業から順番に応募することが重要だと言えます。

 

 

なるほど、軸を決めて求人情報を読み解く。これが重要なんですね。

 

 

そうですね、実際に話を聞かなければわからないこともありますが、その前に自分なりに企業情報を読み解いておくことは大切です。

 

 

応募してみたいと思える情報が目につくようになってきました!

 

 

良かったです!応募を始めたら面接も視野にいれましょう!

 

 

いよいよ面接の準備ですね…うまくできますかね…。

 

 

大丈夫です!ここもポイントを押さえて準備をしっかりしておけば自信を持ってのぞむことができますよ。

 

 

よろしくお願いします!

 

 

面接対策について

まずは、一般的な面接の流れを知っておきましょう。
転職活動での面接は、おおよそ2回から3回であることが多いようです。

それぞれで面接の相手となる人が異なるため、各段階でアピールすべきポイントを理解しておくことが大切です。それぞれの選考でのポイントを以下に列挙するので参考にしてください。

ただし、最近では「面接が1回」という企業も増えてきていますので、その際はそれぞれの選考のポイントを一度に見られると思ってください。

また、よく聞かれる質問としては自己PRや志望動機、自分の強み弱みなどがあります。これらのよく聞かれる質問にきちんと回答できないと、準備不足とみられたり、理解力や熱意が足りないと判断されたりしてしまうので注意しましょうね。

 

一次面接のポイント

一次面接では人事担当者や配属先の社員などが面接官となることが多いです。

ここでは会社側が求めている基本的な求人ニーズを満たしているか、人格や最低限の対人スキルに問題がある人でないか?などのチェックが行われます。
この段階で大切なことは基本的なビジネスマナーや、業務を行う上での基本スキルに不備がないことをアピールすることです。
これまでの実務経験や自己PRについて何度も繰り返し練習してのぞむことが成功につながるでしょう。

 

二次面接のポイント

二次面接では、配属先となる部門の部長や管理職の人が面接官となるケースが多いです。

ここで見られているポイントは、ずばり「一緒に働きたいと思える人かどうか」です。基本的なビジネススキル等については一次面接の時点でふるいにかけられているため、二次面接に進めている時点でクリアしているものと考えられます。そのため、二次面接ではあなたの人格や性格がうかがい知れるような具体的なエピソード等をアピールすることが大切です。(面接官も話をそのように振ってくるはずです)

もちろん、ここで出会う面接官はあなたの将来の上司となる人たちである可能性が高くなりますので、あなたも「この人たちと一緒に働きたいと思えるかどうか」という視点を持っておくことは大切です。

 

最終面接のポイント

最終面接は役員や経営レベルの人たちが面接官となります。(そのため役員面接という呼び方をしている企業もあります)

企業の役員にまで進んでいる人たちは、普段から人を率いる立場にいるため、「人を見る目」に独自の評価基準を持っているものです。具体的な最終面接の内容としては、雑談のようなスタイルで進むことも少なくありません。

志望動機や自己PRといった事前準備のできる「硬い質問」に対しては完璧に受け答えできたとしても、簡単な雑談だと逆にぎこちなくなってしまう…というようなことはよくあるものです。雑談ではあなたの話す内容について見られているとともに、面接官の話に対する聞く姿勢もチェックされることが多いです。

基本的には相手の話のペースに合わせつつ、ビジネスの場であるということをわきまえてマナーをおろそかにしないことが大切になります。もちろん、あなたも「最終的にこの会社の風土とあうか」を見極める重要な場となりますので、しっかりコミュニケーションをとっていきましょう。

 

転職面接で「強み」をアピールするには?

転職面接では「新しい職場に入った後に、どういったことで所属企業に貢献することができるのか?」といったことがアピールするべきポイントとなります。これまでの経験から強みやアピールポイントがすでにあるという人は良いですが、これといったものが思いつかない…という場合にはこれから身につけていくほかありません。

完璧な知識やスキルではなくても、具体的に「こういうことを勉強しています!」とアピールできれば熱意を伝えることができますよ。これまでお伝えした応募企業の軸や業務内容から逆算していけば、当然、その分野で必要なスキルがありますので、そのスキルを学び始めるということは非常に有効な手段です。

 

まとめ

転職期間を構成するポイントを紹介しましたが参考になりましたか。

まずは、転職活動のゴールとなる次の仕事の希望や条件を設定して、そこから、今の生活でできる範囲の活動か環境を変えて活動する必要があるかを考えてみましょう。そうすれば自ずと期間が定まりますので、あとはモチベーションを維持して活動するのみです!

 

 

転職活動の期間については参考になりました!

 

 

それは良かったです。無事動けそうですか?

 

 

そうですね。軸を決めることに少し手間取りそうですが、考えています。

 

 

なるほど、そんな時は成長業界への転職を検討してみては?成長業界は採用強化していて、スムーズに早く決まるメリットもありますので、候補として入れてみてはいかがでしょうか?

 

なるほど・・検討してみます!

 

 

転職活動の軸に、IT業界を視野に入れていみませんか。

IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。

TechAcademyでは、IT業界で活躍したい方向けに無料でプログラミングを学び、転職支援も受けられるTechAcademyキャリアというサービスがあります。

専門知識を効果的に学び、プロのコンサルタントの支援のもと行う転職活動でより自分にあった企業と出会ってみませんか。

IT業界でキャリアアップを目指したい方はぜひTechAcademyキャリアをご覧ください。