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【20代の転職】IT業界で新しいキャリアを形成するために今始めるべき4つのこと

20代の内にやりたい仕事を模索する中で、次のキャリアパスとして「IT業界に飛び込んでみよう!」と考える方もいるはず。では、そんな時に一体何を考え、どんな目標を持てば良いのでしょうか。新しいキャリアを形成する際に考えるべきことや気をつけることについてまとめています。

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新卒で入社した会社や第二新卒で入った会社を通して、30代40代のキャリアパスに不安を感じたり、今の仕事にやりがいを感じることができずにこれからに対して見通しがつかなくなったりすることがあるかと思います。

本記事では20代のうちに今後の成長業界であるIT業界で新しいキャリアを形成して行く上で重要なポイントをお伝えします。

 

 

このままこの仕事を続けて大丈夫でしょうか…

 

 

現在の仕事に不安を感じているんですか?

 

 

実は、新卒で入社して3年目なんですが、日々仕事をこなしているだけで、やりがいも感じれないし、このままだと将来が不安で…

 

 

なるほど、それであれば今の仕事を見直して今後のキャリアを一緒に考えてみませんか?

 

 

今の仕事を見直すことがこれからに関わるんですか?

 

 

もちろんです!まずは、今の課題を捉えてそれに対して次のアクションを取っていきましょう!

 

 

目次

 

キャリアの棚卸し

不満や不安と勢いで転職をしても納得の行かないキャリアを歩み続けるだけ。

そもそもなぜ今の仕事を始めたのか、今の仕事を通してどんな技術が身についたのかを棚卸しして、次に何をすべきかを考えていきましょう。

新卒や、第二新卒で入社した際は恐らく、

  • 「将来のキャリアアップにとって重要な仕事」
  • 「自分にとってやりがいの感じる事ができる仕事」
  • 「自分のスキルや強みを活かせる仕事」

という思いや軸で仕事や企業を選んだのではないでしょうか。しかし、いざ仕事を始めてみると

  • 「思っていたよりも自分のスキルアップにつながっていない」
  • 「日々の仕事にやりがいを感じれない」

などのギャップや壁に見舞われることも多くありますし、実際に上記の理由で転職を決意する人は多いです。

しかし、いざ転職をしようとした時、「自分に何ができるのかな」と不安に感じ、転職に尻込みする人も多いんです。そんなあなたにまずやってみて欲しいのが「キャリアの棚卸」です。

 

自分には何ができるのか

自分では成長が感じることができていなかったとしても、過去の経験を振り返れば意外と成長したポイントが見えてくるかもしれません。

例えば営業職を経験されていたのであれば、相手のニーズを引き出す質問力や、提案力、また社内の担当者と顧客をつなぐために必要な調整力などが身についていることはないでしょうか。

サービス業であれば、顧客の要望に合わせるコミュニケーションスキルや臨機応変な対応力、事務職であれば社内業務として資料作成能力や一般的なPCスキル、社外業務として顧客からのクレームを対応する力などが成長しているはずなのです。

改めて自身の携わってきた業務を洗い出し、それらに関するスキルを客観的に振り返ってみると良いでしょう。

 

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次に目指すべき仕事とは

キャリアの棚卸しを行なったあとは、目指すべき次のフィールドについて考えていきましょう。

あなたが目指すのは成長ですか?待遇改善ですか?それともやりがいでしょうか?転職先で、あなたの目指すものやこだわるものを実現できるかどうかについてじっくり考えてみてください。

そして長くキャリアを重ねていくために、成長分野であるかどうかも重要です。

そういった意味で、例えばIT業界への転職は、挑戦しながら成長し安定的に仕事を続けていける魅力的なものです。そんなIT業界への転職しようと考えるとき、具体的にどのような職種があるのか、次の項で確認してみましょう。

 

IT業界の仕事

代表的なものには「開発」「デザイン」「営業」「総務」「人事」などがありますが、IT企業の中でそれぞれがどのような役割を担っているのかについて、求められるスキルと共に以下で確認をしてみましょう。

開発

IT業界というイメージに最も近い職種になると思います。

システムの設計・開発・テストを手がけるSE、システムの実装部分を担当するプログラマなどがこれにあたります。PCに向かって黙々と業務を進めていくイメージが強いようですが、技術力はもちろん、顧客のニーズを的確にくみ取り、顧客が抱える問題の解決策を分かりやすく説明する理解力や必要です。また、ミーティングを重ねながらチームで一つのシステムを作り上げていきますので、チームワークやコミュニケーション力も必須です。

WEBデザイナー

企業によってはWEBクリエイターとも呼ばれ、PhotoshopやIllustrator等を用いて主にWEBサイトのビジュアルを担当するデザイナーを指します。

ただ、画像素材の制作からCSSコーディングまで、その作業範囲は広く、企業によって職種の指す業務範囲にばらつきがありますので、ここは選考を通してよく確認する必要があります。

WEBデザイナーにも、顧客のニーズを的確に把握し、チームでより良いものを作っていくコミュニケーション力が求められますし、企画力や提案力も重要です。

営業

お客様と信頼関係を築き、パッケージソフトなどの製品やシステム開発やWebサイト制作などITサービスを提案し、エンジニアなど技術職のメンバーと協力しながら納品・導入に責任を持ち、運用をチェックし、アフターサービスを行いながら次の提案に結びつけるのが、業務の大まかな流れです。工程だけ見てみると、IT業界の営業も他の業界の営業と大きく異なるわけではありません。

取り扱う商品がITサービスですからIT全般の知識や自社サービスについての知識は当然必要ですが、「作り出す」技術職とは違いあくまでも「説明する」ための知識ですし、これは入社後に十分身に付けることができますから、選考の過程で特に重要視されるスキルとしてはプレゼンテーションスキル、ヒアリングスキル、チームワークスキルなどがあります。

総務

社内の何でも屋として扱われがちな総務の仕事でありモノの管理や資料作成、法務、知的財産などを管理することがあります。IT業界の特性上、サーバーやネットワーク環境の構築・維持に必要な手続きや契約、アカウントの管理などを担当している場合もあります。(企業の規模にもよりますが、後者を「社内SE」として、他業務と切り離した職種としている場合もあります。)

総務は社内のあらゆる人間と関係を持ちますので、コミュニケーション力、調整力、対応力などが求められます。また細々とした作業や定期的な業務などもありますから、継続力や気付く力も大事とされています。

人事

社内のヒト資源を管理する人事部は一般的なフローに基づき「採用」「配置」「社員育成」「評価」「処遇」を取り仕切る職種。IT企業の場合は当然、エンジニアやデザイナーを採用し、彼らを教育・評価していくわけですから、開発職に必要なスキルやそれを評価するための知識や、他社との比較による自社の特徴を理解する必要があるため常にIT業界やサービスに対する動向へ理解が必要です。

「人を見る目」とも言われますが、ヒアリング力、客観的な洞察力、交渉力、コミュニケーション力が求められます。

 

どんなスキルをどう活かすか

他業界からIT業界への転職をする場合、今までのスキルを活かすことはできない…と思われがちですが、そんなことはありません。どの職種にもその業務を実行していくにあたってのベースとなるスキルがあります。現在までにあなたが培ってきたスキルをベースに、今後新たなスキルを得ることで十分に活躍できるでしょう。

例えば営業職であれば、一般的な営業職に必要なヒアリング力やプレゼンテーション力は、IT業界でも顧客の課題を引き出し、解決策であるITシステムを提案するため必ず用いられるスキルになります。

例えばあなたが、サービス業でコミュニケーション能力や臨機応変な対応力に自信を持っているのであれば、IT業界での営業やもしくは人事職などで重宝されるスキルを身につけていることになります。

 

このように、どのような業種であっても今までの仕事から得たスキルを活かしていけるはずです。

ただし、IT業界は今や人気の業界です。選考を優位に進めていくためには、上記基礎スキルに加え「基礎的なITスキル」「システム開発に対する知見や仕組みへの理解」「業界に対する理解」があるとより良いでしょう。これらは他業種でも必ず役に立つ要素ですので、これらをプラスアルファで身につけておいて損はありません。

 

 

なるほど!今までわからなかったスキルがはっきりわかりました!やれそうなこともイメージできたので、早速動いてみます!

 

 

ちょっと待ってください!自身の強みと次に繋がる適性がわかったとはいえ、まだ焦って動き出してはいけません。

 

 

え!?動いちゃダメなんですか?あとは行動あるのみかと・・・

 

 

確かに行動に起こそうとする意欲は非常に良いことです。でも、動き出す前に転職活動を始める上でのポイントを抑えてみましょう!

 

 

転職活動のポイントですか?

 

 

そうです、次はよりステップアップしていけるよう、ポイントを抑えてから活動をしましょう。具体的に紹介しますね。

 

 

よろしくお願いします!

 

 

転職活動を始める前に

転職活動の流れを大きく分類すると「準備」「情報収集」「書類作成・応募」「面接」「内定」その後、「退職・引き継ぎ」という6つのフェーズに分けられます。

転職活動の期間は様々ですが、新しい会社に入社する日まで平均2~3カ月の期間がかかります。よりスムーズに転職活動を行うためには、なによりも事前準備が大切です。

そこで、まずは、転職活動全体の流れを把握し、この後待ち受ける書類作成や面接のために何を準備すべきなのかをしっかりと理解しておきましょう。

特に転職活動において乗り越えなければいけない壁としては「情報収集」「書類作成・応募」「面接」となっています。それらの壁を順調に乗り越えていくために必要なことは「準備」あるのみです。

「準備」と言っても様々な準備がありますので、転職活動をする上で必要な準備を以下で見てみましょう。

 

  • 1. 強みの整理

これはキャリアの棚卸しで行ったように、今の自分が保有しているスキルや能力は何かを明確にすることです。ただ言葉だけでスキルを並べるのではなく、それらのスキルを過去の仕事の中でどのような場面で身につけ、発揮することができたのかエピソードまで振り返っておきましょう。

これらをすることで適正にあった仕事を探すことができることはもちろんのこと、面接の場でも自身を持って面接官に伝えることができます。

  • 2. 転職の目的の可視化

なぜ転職をするのか、その目的を明確にしておきましょう。始めになぜ転職活動をする事に踏み切ったのかを可視化しておくことで、転職活動の軸となり転職活動中もブレずに行うことができます。

もしも、目的を可視化できていなければ、転職活動中に出会う様々な企業に対して「あの企業は給与がいい」「あの企業は知名度が高い」「あの企業は面白い社員が多い」など「自分が企業や仕事に求めること」がブレてしまい結局自分が目指していた転職活動とはならず、また仕事に不満足を覚えることになります。

  • 3. 転職活動のスケジュール(面接時間の確保など)

新卒時代と比較して大きく違う点は、転職活動と現在の仕事を同時並行で行っていくことです。

いざ転職活動を始めても面接時間が週の限られた時間でしか行うことができず、結局時間の都合の合う企業だけと接点を持ってしまい理想の転職活動が行えないことがあります。

とにかく転職活動始まる前に、今の仕事の状況ではどれくらい時間がとれるのかを洗い出し、時間が少ないのであればその時間をどのように確保して行くべきかを準備の段階から考えておくことが一つの要です。

  • 4. 情報収集の手段

転職活動における情報収集の手段を準備段階から確保しておくこともまた重要な準備になります。

転職は結局「情報戦」であることには変わりなく、一つでも多くの企業、職種を知ることや業界における違いを知る必要があります。

その情報を得るためにどのような手段を用いるのかを確保するために、転職エージェントを用いるのか、転職サイトに登録をするをするのか、ハローワークに通うのか、もしくは企業の採用ページを閲覧するか…手法は様々ありますが、できるだけ多くの手段かつ自分が最も信頼できるソースを選択しましょう。

 

そもそも転職活動が始まってから不十分な情報から企業を選ぶことも理想の転職活動を行うことには阻害となりますし、逆に情報過多になってしまい選びきれないことも転職活動を失敗に追い込むことになりますので注意してくださいね!

 

なるほど。準備しないと、あとで苦労するんですね。

 

 

そうなんです、勢いでキャリアを決めてしまうとまた同じ状況に陥ってしまいます。かといって、ズルズルと時間をかけてしまうと辛いものですのでポイントを抑えた準備が大切です!

 

 

なるほど!難しそうですがチャレンジしてみます

 

 

大丈夫、しっかりと見通しを立てていくことで納得の活動に繋がるので焦らず、自分なりにやってみてください

 

 

頑張ってみます!他にできることもありますか?

 

 

そうですね、準備をしつつさらに強みを増やすことも必要と感じたならITの知識や技術を身につけましょう!

 

 

 IT業界への転職活動をスムーズに

どんな職種でも業界にいる以上専門知識や用語を知っておく必要があります。ネットでは様々な情報が閲覧できますので、自分に必要な情報を収集しましょう。

その上で、自分自身を知ること、希望企業に対して対策をしっかりと練って、実際の選考に臨みましょう。

この辺りは新卒の就活で散々大事と言われていた「自己分析」「企業研究」と同様です。最後に成功を勝ち取るためには、まず準備です。

時間に追われながらとにかく転職活動をスタートして、後々になって後悔をしないようにじっくり準備をして着実に進んでいきましょう。

 

また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。

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