特定の値を判定!Javaのcontainsメソッドを使う方法【初心者向け】
初心者向けにJavaでListクラス、containsメソッドを使う方法について解説しています。これによってリストに特定の要素が含まれるかどうかを調べることができます。是非使い方を覚えておきましょう。
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監修してくれたメンター
mentor-kaeriyama
この記事では、Javaのcontainsメソッドの使い方について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
要素の中に特定の値が含まれているか判定したい場合に使うメソッドなので、書き方を理解しておきましょう。
目次
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Listクラス、containsメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Listクラス、containsメソッドとは
Listクラス、containsメソッドは、リストが特定の要素を含むかどうか判定するメソッドです。
ArrayList, LinkedListなど、Listインターフェースを実装するクラスで利用できます。
リストにためこんだ要素を検索したり、重複を除きながらリストに要素を追加したりするのに使います。
containsメソッドの書き方
以下のように引数にオブジェクトを指定し、containsメソッドを呼びます。
この例ではString型のリストなので、containsの引数もString型とします。
List<String> lst = new ArrayList<String>(); lst.add("あいうえお"); boolean b = lst.contains("あいうえお");
リストが引数に指定したオブジェクトを含む場合、戻り値はtrueです。
含まない場合、戻り値はfalseです。
実際に書いてみよう
文字列のリストを作成します。
containsメソッドを用いて、特定の文字列がリストに含まれているか判定します。
ソースコード
import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class ListContainsDemo { public static void main(String[] args) { List<String> lst = new ArrayList<String>(); lst.add("あいうえお"); lst.add("かきくけこ"); lst.add("さしすせそ"); String[] searchTargets = { "かきくけこ", "たちつでと" }; for (String s : searchTargets) { if (lst.contains(s)) { System.out.println("リストは以下の要素を含みます: " + s); } else { System.out.println("リストは以下の要素を含みません: " + s); } } List<String> anotherList = new ArrayList<String>(); lst.add("かきくけこ"); lst.add("さしすせそ"); System.out.println(lst.containsAll(anotherList)); } }
実行結果
リストは以下の要素を含みます: かきくけこ リストは以下の要素を含みません: たちつでと true
解説
リストlstを作成します。文字列を格納するので、<String>を付けました。
lstに適当な要素を追加します。文字列の配列searchTargetsを用意します。
forループでsearchTargetsの要素を順番に取り出します。containsメソッドを用い、lstが特定の要素を含むか判定します。
続いて、containsAllメソッドの挙動も確認します。
containsAllメソッドはコレクションを引数に取るので、別のリスト anotherList を用意し、anotherListに適当な要素を追加します。
anotherListを引数とし、containsAllメソッドを呼びます。
lstはanotherListの要素を全て含むので、結果はtrueになりました。
入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Javaを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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