Javaでdouble型をString型へ変換する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaでdouble型をString型へ変換する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• double型・String型について
• double型をString型へ変換する方法
• String型をdouble型へ変換する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

double型・String型について

Javaのdouble型とは、浮動小数を扱うことのできるデータ型です。

小数点を含む数値を扱う際に利用しましょう。

 

基本データ型の1つで、下記の範囲のデータを扱うことができます。

基本データ型	意味	サイズ	範囲
double	浮動小数	64bit	±4.940655645841246544 × (10の324乗) ～±1.79769313486231570 × (10 の 308乗)

一方JavaのString型とは、文字列を扱うことのできるクラスです。

String型変数を定義するには、ダブルクォーテーションを使って下記のように記述しましょう。

String 変数名 = “文字列”

 

 

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double型をString型へ変換する方法

double型の値をString型へ変換するには以下のように記述しましょう。

String 変数名 = String.valueOf(double型の値);

String.valueOfメソッドを使うことでdouble型の値をString型に変換可能です。

 

String型をdouble型へ変換する方法

String型の値をdouble型へ変換するには以下のように記述します。

double 変数名 = Double.parseDouble(String型の値);

Double.parseDoubleメソッドを使うことでString型の値をdouble型に変換することができます。

このときString型の値がDouble型に変換できない値の場合、NumberFormatExceptionのエラーが発生するため、変換するときには注意しましょう。

 

実際に書いてみよう

double型からString型への変換、及びString型からdouble型への変換をするためのプログラムを書いてみましょう

 

プログラムソースコード

public class SampleClass {
  public static void main(String[] args) {
    double num = Double.parseDouble("1.2345");
    System.out.println(num);

    String str = String.valueOf(6.789);
    System.out.println(str);
  }
}

 

実行結果

1.2345
6.789

 

まとめ

この記事ではdouble型の値をStrin型へ変換する方法及びString型の値をdouble型へ変換する方法について解説しました。

この処理はよくJavaのプログラムの中で登場する処理なので使い方を理解していきましょう。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

TechAcademyでは、初心者でも、JavaやServletの技術を使ってWebアプリケーション開発を習得できるオンラインブートキャンプを開催しています。

 

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