Javaのcontinue文の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaのcontinue文の使い方について解説しています。continue文を使うと、繰り返し処理の途中で残りの処理をスキップして先頭に戻すことができます。基本の書き方やbreak文との違いを覚えましょう。
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Javaのcontinue文の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
continue文の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
continue文とは
continue文とは、for文やwhile文などの繰り返し処理の途中で残りの処理をスキップして繰り返しの先頭に戻る際に使います。
スキップするとは、例えばfor文で中の処理を4回繰り返すとき、1回目の処理の途中でcontinue文を通過した場合、残りの処理を飛ばして2回目の処理を開始するというものです。
continue文の使い方
continue文は以下の記述で使うことが可能です。
continue;
繰り返し処理の途中で記述することで、後続処理をスキップすることができます。
for文をcontinue文でスキップする方法
continue文は、for文やwhile文の中で使用する際に、if文と組み合わせて記述されるパターンが多いといえるでしょう。
for文の中でif文を、if文の中にcontinue文を書きます。
下記のように記述しましょう。
for (int i = 0; i < 4; i++) { if (i == 2) { continue; } System.out.println(i); }
例で示したプログラムを実行すると実行結果は「0 1 3」と表示されます。
2が表示されないのは「i == 2」の条件が成り立つときにcontinue文を通過するためです。
後続処理である「System.out.println(i);」をスキップし、繰り返し処理の先頭に戻るため例文のプログラムでは「2」が表示されませんでした。
continue文とbreak文の違い
continue文と似たものとしてbreak文があります。
break文は後続処理を飛ばして、繰り返し処理から抜るタイミングで使用します。
先頭行に戻るのか繰り返し処理自体から抜けるのかは大きく処理内容が変わるのでその時に相応しい方を使うようにしましょう。
実際に書いてみよう
では、実際にcontinue文を使ってみましょう。
プログラムソースコード
public class Main { public static void main(String[] args) { System.out.println("=== 開始 ==="); for (int i = 0; i < 10; i++) { if (i % 2 == 1) { continue; } System.out.println(i + "は偶数です!"); } System.out.println("=== 終了 ==="); } }
実行結果
=== 開始 ===
0は偶数です!
2は偶数です!
4は偶数です!
6は偶数です!
8は偶数です!
=== 終了 ===
執筆してくれたメンター
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。 |
Javaのcontinue文の使い方がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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