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WordPressでGoogle Analyticsを導入する方法【初心者向け】

WordPress(ワードプレス)で「Google Analytics」を導入する方法を初心者向けに解説した記事です。テーマを編集する方法とプラグインを導入する方法があるので、それぞれのやり方を画像も使いながら説明します。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

監修してくれたメンター

吉﨑 智正

トゥービーコンティニュード合同会社代表。1995年ぐらいからHTMLを生業としており、ここ7年はWordPressを中心に仕事をしています。直近2年半は神奈川と広島で2拠点生活をおくっています。

Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。

WordPressのサイトにも導入することができます。

Google Analyticsを使えば、サイトの訪問者数(セッション数)、離脱数、流入経路、滞在期間など多くの情報を計測できるようになります。

 

今回は、WordPressにGoogle Analyticsを導入する方法を解説します。

導入には、テーマを編集する方法とプラグインを使う方法があるので、それぞれ説明していきます。

目次

 

大石ゆかり

田島メンター!!Google AnalyticsでWordPressのサイトを解析したいんですけど、どうやったらいいんですか?

田島悠介

Google Analyticsのタグを発行して、テーマに挿入するんだ。一緒にやってみようか。

 

Google Analyticsのタグを発行する

まず事前準備としてGoogle Analyticsのタグの発行が必要です。

Google Analyticsのサイトにアクセスし、「お申し込みはこちら」を押してください。

必要項目を記入しアカウントを発行します。

 

入力画面では、主に下記の項目を入力します。

  • 【アカウント名】:任意の名前を入力
  • 【ウェブサイトのURL】:Google Analyticsを設定するサイトのアドレス
  • 【タイムゾーン】:日本を選択
  • 【職業】:登録するウェブサイトの内容と関連する業種を選択

 

入力が完了すると、「アナリティクス設定」のタブからトラッキングIDとトラッキングコードが取得できます。

タグ発行

この情報はあとで使いますので、どこかにコピーしておくと便利です。

ここまでできたらWordPressを操作していきます。

 

 

WordPressのテーマを編集する

まずはWordPressのテーマを編集する方法です。

 

まず、ダッシュボード>外観>テーマ編集をクリックします。

テーマ編集

 

右側にたくさんテーマ用のファイルが羅列してあるので、その中の「ヘッダー(header.php)」をクリックします。

ヘッダー編集

 

ソースコードが表示されたら、</head>を探してください。

ヘッダー編集2

見つかりにくい時はCtrlキー+F(Macの場合は⌘+F)を押すと、ページ内検索ができるので、使ってみてください。

 

見つかったら、先ほど発行したGoogle Analyticsのトラッキングコードを貼り付けます。

コード貼り付け

最後に、「ファイルを更新」ボタンを押せば、設定完了です。

間違って他のコードを変えないようにご注意ください。

 

大石ゆかり

できましたけど、少し複雑ですね・・・。

田島悠介

そうだね。あ、でも手軽にプラグインでも使えるよ!

大石ゆかり

プラグインの使い方も教えてください!!!

 

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プラグインを使ってGoogle Analyticsを導入する

ここでは、プラグインを利用したGoogle Analyticsの導入方法を3つ解説します。

1. Google Analytics for WordPress
2. All in One SEO Pack
3. Site Kit

これら3つの役割と利用例を記載します。

まずはテーマを編集する方法を説明しましたが、初心者の方にとっては多少面倒かもしれません。

WordPressのプラグインを使えばもっと簡単に導入することができます。

Google Analytics for WordPress

ここでは「Google Analytics for WordPress」というプラグインで説明します。

まずは、Google Analytics for WordPressをインストールしましょう。

やり方がわからない場合は、WordPressプラグインのインストール方法の記事をご覧ください。

インストールが完了すると、管理画面>設定>Google Analytics
にプラグインが表示されます。

管理画面は全て英語ですが、操作はとても簡単なので大丈夫です。

少し小さい字で書いてある、「Manually enter your UA code」にチェックを入れてください。

Google Analytics for WordPress

チェックを入れると、UAコードを入力するテキストボックスが表示されるので、そこへトラッキングIDを入力します。

Google Analytics for WordPress2

※UAコードとは、トラッキングコードのページに大きく記載されている「UA-XXXXXXX-XX」というコードです。

 

最後に、「Update Google Analytics Settings」を押せば入力完了です。

Google Analytics for WordPress3

 All in One SEO Pack

ここでは、 All in One SEO Packについて解説します。

 All in One SEO Packのインストールと有効化

管理ページの左側メニューにある「プラグイン」にマウスポインタを移動します。

「新規追加」をクリックした後の画面右上のフォームに「All in One SEO Pack」を入力して「インストール」を選択します。

インストール後「有効化」という選択肢が表示されるので「有効化」をクリックしたらインストールが完了します。

 All in One SEO Packの設定

①管理ページの左側メニューにある「All in One SEO」の「一般設定」をクリックします。

②表示された画面の「Googleアナリティクス」をクリックします。

③雑多の検証と表示される入力フォームにGoogleアナリティクスのフォームにトラッキングコードを貼り付けます。

④最後に変更を保存をクリックします。

貼り付けるトラッキングコードは今回の記事でも紹介したGoogleアナリティクスの設定画面で取得した内容をコピー・アンド・ペーストして使用してみてください。

タグ発行

 Site Kit

ここでは、Site Kitについて解説します。

個人的には、初心者の方がGoogleのサービスと連携する場合、Googleが公式提供しているSite Kitが最も良いです。

Site Kitのデメリットとしては、他のプラグインほど多機能ではないことですが、基本機能以外利用しない場合、初期設定時にエラーが発生しないSite Kitを利用されると良いです。

Site Kitのインストール

管理ページの左側メニューにある「プラグイン」にマウスポインタを移動します。

「新規追加」をクリックした後の画面右上のフォームに「Site Kit」を入力して「インストール」を選択します。

インストール後「有効化」という選択肢が表示されるので「有効化」をクリックしたらインストールが完了します。

 

Site Kitの設定

①管理ページの左側メニューにある「Site Kit」をクリックします。

②表示された画面の「Googleアカウントでログイン」をクリックして、使用するGoogleアカウントでログインします。

Googleアカウントでログインしたら、Site Kitへの権限付与を許可します。

その後の選択肢も全て許可します。

Google側の表示はバージョンによって様々ですが、Googleアナリティクスを利用するために、自分のGoogleアカウントに許可を、Googleが提供しているSite Kitプラグインに出すという観点から、全て許可にしても大丈夫です。

その後、サイト自体の所有者確認がありますが、Googleが提示する内容を「OK」すれば大丈夫です。

これらの表示も、操作するバージョンによって常に変化しますが、Googleアナリティクスを利用するために、自分のGoogleアカウントに許可を、Googleが提供しているSite Kitプラグインに出すという観点から、全て許可にしても大丈夫です。

次に、Googleアナリティクスを連携します。

 

ここからも基本的にGoogleを信用してチェックボックスにはすべてチェックを入れて進めてください。

チェックを入れないと途中で登録が中断してしまいます。

続いて、Googleアナリティクスとの連携を進めていきます。

Googleアナリティクスとの連携画面が表示されるので、設定したいアカウント、プロパティ、ビューを選択します。

設定画面で新規作成することも可能です。

 

Googleの表示に従って全て「OK」する方向で選択すると連携が完了しました。

Googleが表示する内容は、その時のバージョンにより変化します。しかし、表示が説明と異なることを気にせず、Googleの表示を信用し、設定してみると良いです。

Googleが表示する条件に納得行かない場合は拒否できますが、その場合Googleアナリティクスの利用はできません。

 

どの方法でも設定が完了したら、計測ができているかどうかGoogle Analytics上で確認しておきましょう。

サイトにアクセスしているのにカウントされていなければ、何かしら設定が間違っている可能性があります。

 

まとめ

GoogleアナリティクスをWordPressで利用する方法は何種類か有りました。

Site Kitを利用すると、Googleアナリティクスのトラッキングコードの取得も不要で、クリックするだけで設定が完了できました。

他のツールも同様ですが、基本機能以外利用しない場合は、該当機能を提供している企業の公式ツールを利用するとスムーズです。

 

Google Analyticsを使って、よりユーザーのニーズに合ったサイトを作っていきましょう。

あわせてWordPressのカスタムフィールドを設定するとより応用したカスタマイズも可能です。

 

大石ゆかり

これでサイトの解析ができます!

田島悠介

そうだね。Google Analyticsは解析ツールとしては必需品みたいになっているから、WordPressでサイトを構築したら設置しておくといいかもね。

大石ゆかり

そうですね〜♪

 

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これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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