Rubyで乱数を配列へ格納する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyで乱数を配列へ格納する方法について解説しています。まずrandメソッドによって乱数を生成、Arrayクラスを使ってその乱数を配列へ格納します。逆にsampleメソッドを使って配列から要素をランダムに取得する方法についても学びましょう。
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Rubyで乱数を配列へ格納する方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

乱数を配列へ格納する方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
乱数を生成する方法(randメソッドの使い方など)
Rubyにおいてランダムな数字を得るためのメソッドとして、randメソッドがあります。このrandメソッドを使って乱数を生成する方法を見てきましょう。
randメソッドに整数値を与えると0からその整数値未満の整数値をランダムに生成します。irbで確認してみましょう。
rand(10) #=>2
このように0から9までの整数値をランダムに返します。
生成した乱数を配列へ格納する方法
では次に生成した乱数を配列として格納していきましょう。配列の生成はArrayクラスです。Arrayクラスのクラスメソッドnewでインスタンスを生成できます。つまり配列の生成ができます。
Array.new( 第1引数, 第2引数)という形で生成します。第1引数は要素数をいれます。第2引数はオブジェクトです。乱数を入れたければ先ほどのrandメソッドを使ったのが第2引数に入ります。
irbで確認します。
rand = rand(10) =>6 Array.new(5, rand) => [6, 6, 6, 6, 6]
この場合は乱数で返された整数値6を5つ配列に入れています。
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配列へ要素をランダムに格納する方法
上記の場合ですと同じ整数値を指定した数だけ配列に格納する方法でした。では、異なった整数値を指定した数だけ配列に格納する、つまり配列で要素をランダムに格納するにはどうしたら良いのかをここで説明します。
Array.new(要素数) { 引数 }、引数にrandメソッドで生成したオブジェクトを入れることで要素数のランダムな配列を生成することができます。
irbで確認してみましょう。
Array.new(5){ rand 10 } => [0, 0, 3, 9, 3]
rand 10でランダムな5つの整数値を配列に格納していますね。
配列から要素をランダムに取り出す方法 (sampleメソッドの使い方など)
今度は逆に配列からランダムに要素を取り出してみましょう。この場合はsampleメソッドを使うと便利です。
実際に書いて説明してみましょう。irbで確認します。適当でよろしいので配列を作成します。
train = ["GSE", "VSE", "MSE", "EXE"] => ["GSE", "VSE", "MSE", "EXE"] puts train.sample => MSE
実行ごとに変わります。
puts train.sample(4) => VSE EXE GSE MSE
と要素数の数だけランダムに配列の要素を取り出します。
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筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

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