Rubyのgrepメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのgrepメソッドの使い方について解説しています。これは引数に指定したオブジェクトと配列の各要素を比較し、マッチしたものを配列として返すものです。引数を正規表現にする場合、クラスにする場合、ブロックにする場合のそれぞれの例を見てみましょう。
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Rubyのgrepメソッドの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
grepメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
grepメソッドとは
grepメソッドとは配列の各要素に対して引数の中のオブジェクトと各要素を調べてtrueである要素を配列にして返すメソッドです。
grepメソッドの引数のオブジェクトには正規表現がよく使われますがクラスを指定したり、ブロックを指定したりすることもあります。
grepメソッドの使い方
grepメソッドの使い方としては
配列.grep(オブジェクト)
との書き方で調べていきます。配列の各要素とオブジェクトの所属関係がtrueかどうかを「配列の各要素===オブジェクト」で調べていきます。
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう。
引数を正規表現にする場合
rain = ["GSE", "特急", "VSE", 500] p train.grep(/A[A-Za-z]+Z/)
#=> ["GSE", "VSE"]
こちら正規表現でアルファベットの文字のみを指定しますので”GSE”と”VSE”だけが配列にて返されます。
引数をクラスにする場合
train = ["GSE", "特急", "VSE", 500] p train.grep(Integer)
#=> [500]
引数にクラスIntegerを指定しました。配列の中でIntegerクラスは500だけですから[500]と配列にて返されていますね。
引数をブロックにする場合
train = ["GSE", "特急", "VSE", 500] p train.grep(/A[A-Za-z]+Z/) {|item| item.downcase }
#=> ["gse", "vse"]
このようにブロックを渡すとそのブッロクからの戻り値を配列として返します。
例ではアルファベットの文字を正規表現でマッチした要素を、小文字へと変換して配列にして返すものとなっています。
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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