【現役エンジニアが書籍レビュー】並行コンピューティング技法
「並行コンピューティング技法」の書籍を現役エンジニアがレビューしています。書籍の全体的な概要を説明し、どんな人におすすめの書籍なのか、評価はどれくらいなのかまとめているので、これから購入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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この記事では、「並行コンピューティング技法」の書籍を現役エンジニアがレビューしています。
書籍の全体的な概要を説明し、どんな人におすすめの書籍なのか、評価はどれくらいなのかまとめているので、これから購入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ここでは「並行コンピューティング技法」という書籍を紹介しよう。
今回はRubyの本ですね!どういった内容なんでしょうか?
これはRubyの並列処理について書かれている書籍なんだけど、詳しく見ていこう!
お願いします!
書籍名
並行コンピューティング技法
今回のレビュワー
レビューしてくれる現役エンジニア
メンター川口 WEB系ベンチャーで働くRailsエンジニア。 趣味はビットコイン取引bot開発。 |
書籍の概要
書籍を購入した目的
業務システムに遅い処理があって高速化したかったが、並列処理についての知見がなかったので購入。
学べる技術、スキル
並列処理、Thread、Process
本の内容
並列処理について学べます。
書籍のレビュー
総合評価
★★★★★ 5.0点
どんな人にオススメか
言語に依存した話はほとんど出てこないが、効率のよい安全なコードを書くための知識がたくさん書いているので、基本文法を習得できてステップアップしたいと思っている人。
「parallel」gem を使っているがなぜ早くなるのか、もしくは遅くなるのかの原因がわからない人におすすめです。
書籍の良かった点
マルチスレッドとマルチプロセスの違い、高速化するコツ、逐次処理を並列化する手順が丁寧に書かれている。
書籍の悪かった点
用語が難しい(がシンプルな話をしているので3回くらい読むと理解できる。) 全部読む必要はない。(並列処理の基本エッセンスは前半に書いているのでそれを読めれば十分。)
全体的な感想
そのままコピペで動くコードは出てこないが、自分の書いたコードに自信を持てるようになりました。パフォーマンスチューニングや障害対応力、ミドルウェアの選定する力がつきました。
以上、並行コンピューティング技法の書籍レビューを行いました。
どんなスキルが身につくのか、どんな勉強ができるのか理解した上で購入すると良いでしょう。
上級者向けの書籍だけど、処理を高速化するのに役立つ本だね!
現場ですでに働いてるRubyエンジニア向けって感じですね。
Rubyを使って開発している会社なら一冊置いておくと良さそうだね。
そうですね〜!
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