Pythonにおける文字列と数値の相互変換を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonにおける文字列と数値の相互変換について解説しています。スクリプト言語ではデータの型をあまり意識しなくても良いようになっていますが、実際にはデータにはデータ型があります。数値・文字列・浮動小数点などを相互に変換してみましょう。
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Pythonにおける文字列と数値の相互変換について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

文字列と数値の相互変換について詳しく説明していくね!

お願いします!
Pythonで型変換が必要になる場合
例えばCSVファイルから数字を読み込み、四則演算をする場合を考えます。
読み込んだデータは文字列なので、演算の前に文字列から数値への変換が必要です。
逆に計算結果をファイルに書き込むことを考えます。
計算結果は数値なので、書き込みの前に数値から文字列への変換が必要です。
文字列を数値に変換する方法(int,long,float関数の使い方など)
int関数は数字文字列を数値に変換します。同様に、float関数は数字文字列を実数(小数点を含む数値)に変換します。
なおint関数に実数を与えた場合、小数点以下を切り捨てます。
以下はint関数、float関数で、文字列を数値に変換する例です。
n = int('123') # nは数値の123 f = float('123.45') # fは数値の123.45
数値を文字列に変換する方法(str関数の使い方など)
str関数は引数のオブジェクトの文字列表現を返します。引数が数値の場合は、数字(数値をそのまま文字列表現にしたもの)を返します。
以下はstr関数で、数値を文字列に変換する例です。
s = str(123) # 変数sは文字列の'123'
実際に書いてみよう
サンプルコード
# 引数の値と型を表示する def print_with_type(x): print(x, type(x)) # 数字から文字への変換 n = 10 print_with_type(n) s = str(n) print_with_type(s) # 文字から数字への変換 s = '20' print_with_type(s) n = int(s) print_with_type(n) s = 'abc' try: n = int(s) except ValueError: print('数字ではない')
実行結果
10 class 'int' 10 class 'str' 20 class 'str' 20 class 'int' 数字ではない
解説
- はじめに引数の値と型を表示する関数print_with_typeを定義
- 数値10をstr関数を用いて文字列に変換
- 文字列20をint関数を用いて数値に変換
- 文字列abcにint関数を適用したところ、数字ではないので、ValueError例外の発生することを確認
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内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

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