Pythonでクラス図を作成する方法【初心者向け】
初心者向けにPythonでクラス図を作成する方法について解説しています。クラス図とは、Pythonで使われているクラスにどのようなプロパティやメソッドがあるのか、また他のクラスとの関係を表した物です。Pyreverseを使うと自動でクラス図を生成することが出来ます。
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Pythonでクラス図を作成する方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonでクラス図を作成する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
UML(統一モデリング言語)とは
UMLとはUnified Modeling Languageの略です。日本語では「統一モデリング言語」です。
オブジェクト指向技術に基づき、分析や設計などシステム開発の上流工程を行うためのモデリング言語です。
UMLは文字と図で仕様を表現するため、プログラマーが処理方式を理解しやすくなります。
UMLの作図を支援したり、ソースコードを元にUMLを作図したりするツールもあります。
クラス図とは
UMLで定める図解方式の1つがクラス図です。ほかにはユースケース図、シーケンス図などがあります。
クラス図は、クラスの内部構造とクラス間の関係を表現します。
たとえば、クラスのメンバ変数やメンバ関数、クラスの継承関係などを表現します。
Pythonでクラス図を作成するためのツール(pyreverseなど)
pyreverseはPythonのソースコードを分析し、UMLのクラス図を作成します。
クラス図には以下のような情報が埋め込まれます。
- 属性
- メソッド
- クラスの継承関係
- 例外やインターフェース
実際に書いてみよう
インストール
pyreverseはpylintとバンドルされています。
pipコマンドでpylintをインストールします。
pip install pylint
クラス図の作成
pyreverseコマンドでクラス図を作成します。
pyreverse -o png -p Pyreverse pylint/pyreverse
上記の例では-oオプションで画像の形式、-pオプションでプロジェクト名、引数で分析対象のパッケージ名を指定しています。
実行結果
カレントディレクトリにclasses_Pyreverse.png(クラス図)とpackages_Pyreverse.png(パッケージ図)が作成されました。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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