Rubyのinitializeメソッドの書き方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyのinitializeメソッドの書き方について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
 

 

initializeメソッドとは

initializeメソッドとは、クラスがnewメソッドでインスタンスを作成した時に一度だけ実行されるメソッドです。主にクラスの初期化、初期値の設定に使用されるメソッドです。

他のメソッドと違う点として

• newに渡した引数は、そのままinitializeに渡されること
• initializeを定義すると、自動的にprivateなメソッドになること
• 戻り値が使用されないこと

が上げられます。

initializeメソッドの書き方

initializeメソッドは、クラスの中で宣言して使用します。例えばCarというクラスの中でinitializeメソッドを使用する場合には以下のようになります。

class Human
    def initialize()
        # ここに処理を書く
    end
end

 

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実際に書いてみよう

それでは実際に書いてみましょう。

今回はHumanクラスを作成して、名前を設定してみました。以下のコードを書いてみてください。

class Human
    def initialize(name)
        puts "initializeが呼ばれました"
        @name = name
    end

    def hello
        puts "こんにちは、私の名前は#{@name}です。"
    end
end

suzuki = Human.new("鈴木")
satou = Human.new("佐藤")

suzuki.hello
satou.hello

 

実行結果は以下のようになります。

1. initializeが呼ばれました
2. initializeが呼ばれました
3. こんにちは、私の名前は鈴木です。
4. こんにちは、私の名前は佐藤です。
5. newを実行した数だけ、initializeが呼ばれています。

以上で解説を終わります。initializeメソッドは初期値の設定などでよく使うので、覚えておきましょう。

筆者プロフィール

メンター金成さん フリーランスエンジニア。 Railsの案件を中心に、様々なアプリケーションを開発してます。 使える言語は、ruby python go 。最近はgoにハマってます。

 

 

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